COLUMN 住宅性能の話
その「床暖房」壊れたらどうしますか?輻射式暖房(冷房)パネルのご紹介
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寒い冬が過ぎ、温かくなってきましたね。
今年の冬はどのくらい寒くなるのか心配です・・・
寒くなる前に床暖房を考えている方も多いのではないのでしょうか?
でも、もし床暖房が壊れてしまったら!? 費用や手間は?
でも、もし床暖房が壊れてしまったらどうしましょう。
直すには床をはがさないといけないのですが、床を剥がして修理するのは大変ですよね?
床を剥がして修理するには1ヶ月から2ヶ月の工事になります。
その間は床がなくなるので、家での生活はできません。アパートを借りることも必要になります。
もちろん引っ越しも二回行わなければなりません。
恐ろしいのはそれにかかる費用…工事代、アパート代、引っ越し代など
全てで500万円以上はかかってしまいます。
おどかしてしまったならごめんなさい。そんなつもりはないのですが、施工中に打った釘が床暖房の配管にささり完成後12年経って配管からの水漏れがおきたことや、2~3年で床暖房が壊れ、修理費があまりに高額だったため、それ以来使っていないなど実際に床暖房がこわれた話を耳にするからです。
床暖房の問題を解決した新システム、暖房(冷房)パネルのご紹介
そんな床暖房の問題を解決した家全体が温かくなる暖房(冷房)システムをご紹介!
エアコンと連動して遠赤外線で暖まる輻射式暖房(冷房)パネルです。
数十年使用して、万が一故障してもパネルを取り替えるだけで済みます。
パネルの交換はたったの一日。生活に支障なく取り替えられます。
費用はパネル代と取替え代のみで、約60万円です。
暖房(冷房)パネルの仕組みとは?
どんなメリットがある?
この暖房(冷房)パネルのシステムは、エアコンの室内機で出し切れなかった熱をパネルに再利用しているのでとっても省エネ!
なんと、このパネルとエアコン一台で家中全て暖房(冷房)できてしまうんです!
約40坪のモデルハウスに今年の2月にパネルを設置したところ、
パネルと一台のエアコンだけで全館暖房の家に変身! → モデルハウスはこちら
パネルの仕組みはこんな感じ
パネルは、電気を使わないからとっても省エネで、風も出さないから体にやさしい温かさです。
どのくらい省エネなのか、エアコンのみと暖房(冷房)パネルを合わせたものを比べてみました。
エアコンのみの場合とエアコン+パネルを比べると
なんと約34%も削減出来ちゃいます!
では温度変化はどうなのでしょう・・・
エアコンのみの場合は、床や壁の温度が低いのに対し、
エアコン+パネルは、部屋全体が温かくなっているのがわかります。
エアコンは温めた空気を送って部屋を暖めるので、空温は上りますが、床や壁は冷たいままです。
暖房パネルは、遠赤外線を発生させ輻射熱で物体(床や壁)を暖めるので、
部屋そのものが暖かくなるため、温度ムラが少ないのが特徴です。
なので、部屋に入っただけでぽかぽかで、体全体が遠赤外線で温まります。
床暖房の課題の一つに「温度調節」があります。
冬の初め、春の初めの朝晩は寒いけど昼間はぽかぽかな日は、床暖房はとても使いづらいのです。
それは、床暖房はスイッチを入れてから約半日たたないと温度が安定しません。
朝に合わせると昼間は暑く、昼に合わせると朝は寒いといったことになります。
その点、暖房パネルはエアコンと連動していますので、暖房と冷房がわずか10分程で
切り替わるので、寒暖差の大きい季節でも快適に過ごす事が出来ます。
床暖房と比較。床暖房よりもメリットが大きい暖房(冷房)パネル!
他にもさまざまなメリットがあります。
下部の図は一般的な温水式床暖房と輻射式暖房(冷房)パネルの比較表です。
暖房器具の選び方のポイント
暖房器具には「温風式」と「輻射式」があります。
温風式はエアコンやファンヒーターなどで、空気を暖め室内を循環させることで温めます。床暖房も暖房パネルも「輻射式」の暖房器具になりますが、結論として暖房器具は「輻射式」が断然お勧めです。
理由は、輻射式は女性の冷え性、美容、健康に良いからです。
詳しくはこちらをご覧ください ⇒ 「輻射式暖房がなぜ良いのか?」
床暖房を超えた「全館暖房の家」とは?
床暖房の課題を克服し、断熱材では止められない熱を止め、世界初の「暖房・冷房パネル」「ダクトレス熱交換換気扇」「熱反射シート」の全てを採用した「全館暖房の家」をご紹介いたします。
冷え症の方、暖房費を節約したい方、床暖房をお考えの方にぴったりな新しいシステムです。
床暖房を超えた「全館暖房の家」は ⇒ こちら
各展示場に「温ったCafe」の体感コーナーを開設しました。
実際にどんなシステムなのか体験を通しておわかり頂けると思います。
是非、ご予約の上お近くの展示場までお越しくださいませ。
スタッフ一同、お待ちしております。
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