低炭素住宅とは、省エネ性の高い高断熱住宅(等級4)よりもさらに10%以上省エネ性の高い、最高レベルの省エネ住宅です。 低炭素住宅は二酸化炭素の排出量を抑えるための対策が取られた環境にやさしい住宅で、国が定める基準をクリアするよう一棟一棟個別に省エネ性能を計算します。
このため単に断熱材を多く使用すれば良いのではなく、住宅から排出されるエネルギーはどれだけなのか(外皮の熱性能)や、光熱費、水道代はどれだけ必要になるか(一次エネルギー消費量)を計算し数値で表し、低炭素住宅の基準値を満たした住宅なので、確実に省エネになり光熱費を大幅に抑えることができます。
低炭素住宅が選ばれる理由は「光熱費が大幅に削減される」からです。 一般的な省エネ性能の住宅(断熱等級3)に比べ低炭素住宅は、一年間の光熱費の差が約17万円も削減されます。(*使い方により差があります) 無垢Storyの住宅にお住いのご家族(ご夫婦、子供2人)の場合、年間の光熱費が74,766円、月平均6,231円で、アパートに暮らしている時よりも“毎月1万円以上も安くなった”といった事例が数多くあります。 低炭素住宅は地球に優しく、家計にもやさしい「エコ住宅」です。
国が推奨する住宅ローン「フラット35」を利用した場合、低炭素住宅は金利が10年間 0.25%引き下げになります。これは地球温暖化対策を推進する国の政策に基づき行われているもので環境活動に貢献したメリットといえます。 金利0.25%というと大したことではないように思われますが、住宅ローン3000万円の場合で約70万円もお得になります。また住宅建設促進の政策(住宅エコポイントなど)でも低炭素住宅にすることで特典があることも魅力です。
断熱材では止まらない熱があるってご存知ですか? 断熱材は「熱を止めるもの」と思われる方が多いですが、実はそうではなく「熱の伝わりを遅くするもの」なのです。断熱材は空気の層を多く含んだもので、よく似たものに布団があります。布団を天日干しすると布団は太陽の熱を吸収してポッカポカになります。
このように断熱材は熱を止めるのではなく、熱の伝わりを遅くする過程で熱を吸収してしまうのです。特に断熱材は太陽の熱である「輻射熱」と言われる熱に弱くその熱を吸収してしまうため、夏は太陽に熱せられた屋根からの輻射熱を断熱材は吸収します。夜になり断熱材が貯め込んだ熱により家の中が暑くなります。断熱材を多く使用した住宅は、まるで天日干しをした布団をかぶったような状態になります。
一言で熱と言っても、熱には3つの種類があります。 「伝導熱」は湯タンポのように直接触れることで伝わる熱 。「対流熱」は温風ヒーターのように空気により伝わる熱 。「輻射熱」は焚火のように北風が吹いても伝わる熱。
この3つの熱の中で「伝導熱」と「対流熱」には断熱材が有効ですが、「輻射熱」は遠赤外線などの電磁波になるため、電磁波の反射に優れたアルミ箔を使用した「サーモバリア」が有効です。サーモバリアに使用されているアルミ箔はアルミ純度が高く反射率97%で輻射熱を止める効果に優れています。
建物内の熱移動の割合は伝導熱が5%、対流熱が20%、輻射熱が75%で圧倒的に輻射熱が多いことが分かります。従って断熱材では止まらない熱が大半を占めており、その熱を止めなければ快適な住まいとはなりません。
つまり3つの熱の全てを止めることで「理想の断熱」となります。「伝導熱」と「対流熱」は断熱材で止めて、「輻射熱」はサーモバリアで反射し3つの熱の移動の全てを止めます。 無垢Storyでは低炭素住宅にサーモバリアをプラスすることで理想の断熱を実現し、更に省エネで快適な住まいを提供しています。
無垢Storyは最高レベルの断熱性能にサーモバリアをプラスします。
夏の暑さは太陽からの輻射熱によるものです。このため屋根及び天井の断熱材にサーモバリアをプラスします。こうすることで太陽の輻射熱による室内温度の上昇を抑えます。 冬の寒さは暖房で温められた室内の熱が冷えた床下に逃げるためです。熱は温度の高い方から低い方へ移動するので、建物内の熱移動の75%を占める輻射熱が家の中で最も冷えている床下に移動します。
床の断熱材にサーモバリアをプラスすることで床下に逃げる輻射熱を反射し、足元まで暖かい快適な住まいを実現します。
断熱材では止まらない熱があるってご存知ですか? 断熱材では止められない熱を反射する遮熱シート(サーモバリア)をプラスすることで断熱材で止められない太陽熱や暖房器具による熱をブロックすることができるので、夏も冬も快適にお過ごし頂けます。