風の出ない「全館空調の家 温ったCafe」
とは?
[ Category: 住宅性能の話 ]
夏も冬も全館空調で快適に過ごしたい!
床暖房があったら足元まで温かいから欲しいな~
でも、全館空調や床暖房って光熱費が高いんじゃないの?
しかも壊れたらお金がかかりそう。
と心配される方も多いのではないでしょうか
そんな悩みを解決した、遠赤外線で暖まる新システムがあるのでご紹介します。
それは、床暖房よりもメンテナンスやコスト、快適さを比較してもメリットが大きい、
エアコン連動型輻射式「冷暖房パネル」を使用した全館暖房システムです。
無垢Storyは、この輻射式 冷暖房パネルを使用し、熱効率を高める省エネ仕様で、全館暖房システム「温ったCafe」
というシリーズを展開しており、多くのお客様から「心地よい」と大変好評です。
エアコン連動型
「輻射式 冷暖房パネル」とは?
では、このエアコン連動型パネル(暖房・冷房パネル)とはどういったものでしょうか。
一言で説明すると、1台のエアコン(18畳用)だけで、約40坪の家の1階から2階まで温まり、
春の陽だまりのようにお部屋全体が均一に温かくなるという、
今までの常識からは想像のつかない新システムです。
そのシステムの仕組みは、エアコンの室内機で出し切れなかった熱を部屋に設置した「輻射式 冷暖房パネル」に送り込み、
このパネルが温まって遠赤外線を放ち、部屋全体が温まるといったものです。
仕組みを図式にするとこういう感じです↓
遠赤外線で「春の陽だまり」のような
心地よさ
パネルは大型のオイルヒータのような形状ですが、お部屋に取付けるとこんな感じ↓↓↓
私も体感しましたが、心地よい温かさで、
まさに「春の陽だまり」のような体の芯からやさしく暖まる感じです。
床暖房は床から温かくなりますが、このパネルはパネルが温かくなり空気を温めるため
「陽だまりの温かさに包まれるような心地よさ」が特徴です。
ちなみにパネルは温かくなりますが、触っても火傷をするような熱さではないのでお子様にも安心です。
また、床暖房は立ち上がりの遅さが気になるところですが、
これはエアコンと連動しているので、温まるのも「あっ」という間。
だから、寒暖差がある春先や晩秋など、ちょっと寒い時にちょっとつけても早く温まるので便利です。
まずは体感して頂くのが一番分かりやすいと思います。
各務原展示場に導入しましたので、ご体感いただけると
より良さが分かって頂けると思います。
輻射式「暖房・冷房パネル」の詳細はこちらから↓
電気代が高くならない?
冬場は24時間付けっぱなしにしますので電気代が心配なところ・・・
少し専門的な話になりますが、暖房時、エアコンは室外機で「冷媒」という物質を暖め
「液状態」で室内機に冷媒を送ります。
室内機で温風を放出すると冷媒は一部ガス化(二相状態)します。
この時点で冷媒には室内機が放出しきれなかった熱があります。
この室内機で出し切れなかった熱をパネルに送り遠赤外線として熱を放出します。
パネルは電気を使わず、ゼロエネルギーでエアコンの余った熱を再利用するので「とっても省エネ」なシステムなんです。
下のグラフは冬の東京都で24℃設定で実験した時の消費電力の比較表です。
「冷暖房パネル」と連動して使用する方がエアコンのみで使用するより、
消費電力が34%も少なくて済むなんてびっくりですよね?
これなら電気代の心配もなく、快適に過ごせそうです。
夏の冷房にも使える!
夏の夜は夜風でじゅうぶん!?
この冷暖房パネルは、冬だけでなく、夏も同じ原理で冷房パネルとして使えるんです。
夏はエアコンによりパネルが冷やされ「冷輻射」で室内の熱がパネルに奪われることで涼しくなります。
風が出ないので、冷え症の女性には“優しい冷房”としてとっても喜ばれます。
夏の涼しさは、まるで鍾乳洞のようで、部屋中が“ひんやり”として冷え性の方も暑がりの方も均等に冷やすので、家族全員、快適温度で過ごせます。
更に「温ったCafe」の家は、
断熱性能が最高レベルの「低炭素住宅」を標準仕様としています。
その上、断熱材では止めることが難しい"輻射熱"を反射する「熱反射シート」を
屋根、壁、床の全てに張り巡らせています。
熱反射シートは、夏の太陽で熱せられた屋根や外壁から放出される輻射熱を反射するので、冷房をつけなくても、室内がひんやりとし、
夏の夜エアコンを付けなくても夜風で涼しく過ごすことができる優れものです。
この熱反射シート、実は冬も活躍するんです。冬は室内の熱が外に逃げるのを室内側に反射し保温してくれるので、
冬の暖房効率を大幅に上げてくれます。
熱反射シートを屋根に貼る様子↓
断熱材では止められない熱を止める「熱反射シート」とは? ⇒ 詳しくはこちら「その断熱で大丈夫?断熱材では止められない熱とは」
冷暖房効果を高める熱反射シートの詳細はこちらから↓
冷暖房効果を損なわない換気システムは「ダクトレス」の時代!
全館暖房の家「温ったCafe」は、冷暖房でコントロールした熱を外に逃さず、清潔に換気します。
「24時間換気」が義務化の今、暖房や冷房した空気を換気で外に捨てるようなことはもったいない
とお考えの方は多いのではないでしょうか?
この問題を解決してくれるのが「熱交換換気システム」です。
熱交換方式なのでお部屋の温度が保たれた状態で換気できるので、
冷暖房の効果を損なうことなく省エネで快適にお過ごし頂けます。
その省エネ性に人気が高まり、最近多くの建物で採用されています。
しかし、この換気扇であれば熱がムダにならないので"問題解決"と言いたいところなのですが、
別の困った問題があるのです。
熱交換換気システムの多くが「ダクト式」と呼ばれるもので、空気を吸気、排気するのにパイプを使用しています。
天井や壁の裏にダクトと呼ばれるパイプを通し部屋の空気を換気します。
換気する部屋の空気の中にはホコリや食事の煙などが含まれます。これらがダクトの中に入り込んだらどうなるでしょう?
ダクト内は汚れ、ひどくなるとカビや雑菌が繁殖することになります。
このダクトを通した空気を吸うとしたらぞっとしますね。
(参考記事:その「ダクト式換気扇」カビは大丈夫ですか?)
「全館暖房の家」ではこの問題を解決した「ダクトが無い」熱交換換気システムを採用します。
ダクトが無いのでカビや雑菌が繁殖することが無く安心です。
お手入れもとっても簡単で、フィルターの掃除も楽々行えるのが嬉しいです。
さらに花粉対策フィルターで花粉症でお悩みの方にもぴったり!
いつまでの綺麗な空気で暖かく健康的に暮らせます。
さらに電気代は、一般的なダクト式の熱交換換気扇に比べ年間で約15000円安く、
10年間で15万円もお得になり家計に嬉しいのも魅力です。
ダクトレス換気システムの詳細はこちらから↓
床暖房と比較してもメリットが
たくさん!
「輻射式 冷暖房パネル」「最高レベルの断熱性能+熱反射シート」「ダクトレス熱交換換気扇」の3つを組み合わせた
全館暖房の家を「温ったCafe」(あったカフェ)の商品名でご提供したところ、既に多くのお客様からご好評をいただいております。
全館暖房システムとして床暖房をお考えの方もいらっしゃるかと思いますが、
温ったカフェのシステムは、床暖房を使用した全館暖房と比較してもランニングコストが少ない等メリットがいっぱい!
一度その性能を含め比較されてはいかがでしょうか?
下記に比較表をご用意しましたのでご参考にしてください。
この全館暖房の家「温ったCafe」は熱工学の専門家である、静岡大学 中山 顕 名誉教授 からお墨付きをいただきました!
下記の「推薦状」をご覧ください。
熱工学の専門家である、静岡大学
中山 顕 名誉教授もおすすめ!
無垢Story(山喜建設株式会社)が提案する全館暖房システム「温ったCafe」は、
省エネ、快適性および衛生面のすべてにおいて、他に類を見ない極めて優れたものであります。
エアコンと輻射パネルの組合せで大幅な省エネを可能とする「エアコン連動型輻射パネルシステム」と、
熱交換と衛生の両面において優れたセラミック熱交換素子内臓の「ダクトレス熱交換・換気システム」を採用しております。
両システムの導入に加え、高い遮熱性および断熱性を有する高純度アルミシートとして実績のある熱反射シート「サーモバリア」を、
屋根、壁、床の全面にわたり使用することで、完璧な「全館暖房の家」を実現しております。
熱工学的にも人間工学的にも優れた全館暖房システム「温ったCafe」を強くお薦めいたします。
暖房・冷房パネルや換気システムなどにご興味のある方は是非、お近くの展示場までご予約の上お越しください。