ビニールクロスVS漆喰/岐阜の注文住宅は工務店の無垢ストーリー(山喜建設)

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ビニールクロス VS 漆喰、家づくりでどっちを選ぶ?

[ Category: 素材の話 ]

家のイメージ

無垢ストーリーでは「自然素材」を用いた家づくりをしていますが、だからといって
合板フローリングやビニールクロスを否定しているわけではありません。

なぜなら、天然モノでも人口モノでも、それぞれに良さがあって悪い所もあるからです。
これからマイホームを計画するあなたに、もっと家づくりを楽しんでもらえるように、
今日は家の素材のメリットとデメリットをご紹介します!

ビニールクロス VS 漆喰

まず「自然素材」とは何かを簡単に説明します。
自然素材とは、その名の通り自然のものを用いてつくられた建材のことです。

壁材では「漆喰」「珪藻土」が有名。
今回は、その中でも漆喰とビニールクロスで比較してみましょう。

◆ビニールクロス

ビニールクロスのインテリア

おなじみのビニールクロスは、日本での普及率は9割以上といわれるほど。

その背景には、漆喰や珪藻土などの塗り壁は左官業のプロしか施工できないことから
施工も楽なクロスへと移りかわっていったことがあります。

そのメリットは…

・多種多様な色やデザイン、柄が選べてどんなテイストのイメージにもできる
・価格が安く、ハイグレードでも布クロスや紙クロスに比べると比較的安価
・手入れがラクで、汚れれば雑巾で拭く事が出来る
・様々な機能があり、目的に合わせたクロスを選べる

一番の特徴は柄が選べて、自分好みの空間が手軽にできるという事。

例えば、レンガのタイルを施工すれば、それなりに値が張りますが、
レンガの壁紙を張ればコストダウンにも繋がります。

ではそんないいこと尽くしなビニールクロスのデメリットは…

・通気性がなく、カビやダニが発生しやすい
・部分的な修復が非常に難しい
・長持ちせず、10年~15年で貼り替えが必要になる
・独特の臭いがあり、臭いに敏感な人やアレルギー体質の人には不向き

かなり健康面のデメリットがある感じですね。

カビやダニはアレルギーの原因にもなる事がたまにありますので、
健康に気を使いたい方にはオススメできません。

ビニールクロスはこんな方にオススメ!

・アレルギーを持っていない、臭いが気にならない方
・自分好みのインテリアを楽しみたい方

◆漆喰

漆喰のインテリア

漆喰は消石灰を主原料にした塗り壁のことです。
自浄作用と消臭効果があり、強アルカリということもありカビも生えにくいです。

さて、そのメリットは…?

・自浄作用があり、少しの汚れなら時間の経過とともに消えていく
・呼吸する壁といわれ、湿度を調整してくれる
・漆喰内部が強アルカリのためカビが生えにくい
・消臭効果があるので家の中の嫌な臭いをとってくれる
・塗り方で模様を作ることができる
・塗り替えなどの必要がない

その他にも、万が一火事になった時燃えにくかったり、防音性が少しあるようです。

メリットがとても多く上がりましたが、そのデメリットはどうでしょう。

・ビニールクロスより工期が長い
・左官業のプロでないと上手く施工できない事が多い
・ビニールクロスより値段が高い
・ある程度着色もできるが柄がないので選ぶ範囲が限られてくる

工期や金銭面でのデメリットが多く上がり、なかなか高価な素材だという事が分かりますね。
健康的なメリットの反面、われわれ庶民には手が出しづらそうです。

こんな人にオススメ!

・シックハウス、アレルギー持ちの方
・シンプルで真っ白な壁の家で暮らしたい方
・長く定住したい方

いかがでしたでしょうか。

弊社、無垢Storyのお客さまも漆喰とビニールクロスの組み合わせを選ばれる事もあります。
自分の生活の仕方や予算に合わせた素材選びをすれば、より自分好みのイメージに近づけますよ。

インテリアイメージを参考にしたい方は、ぜひ弊社の施工事例をご覧ください。

施工事例

 

自然素材の家の価格が気になる方はコチラ↓をご参考にどうぞ。
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