間取りで失敗しないために!目的別間取りの紹介
[ Category: 間取りの話 ]
住宅も多様性が進み、今は間取りの種類もたくさんあります。
特に一戸建てのマイホームを建てる場合、後から変更が難しい間取りは失敗したくないですよね。
そこで今回は、一戸建てで人気のある間取りを目的別にご紹介します。
これから一戸建てをお考えの方はぜひご参考下さい!
1、平屋風の間取り
最近とても人気のある平屋の家。
ですが、平屋が建てられるだけの広い土地はなかなか見つからなかったり、コストもかかってしまいます。
そこでおすすめめするのが、子ども部屋や収納は二階に、LDK、水廻り、寝室など生活動線はすべて一階で完結できる、平屋風の家。上下の移動が必要なく、将来的にも安心でき間取りです。
平屋風の間取り
こちらので紹介している平屋風の間取りは、中庭があるので建物の中に光を取り込みやすく、
さらには視線が抜けることで広さを感じることができます。
中庭はプライベートが確保できるので、洗濯物を干したり、バーベキューをしたり、様々な用途で楽しむことができます。
平屋風の家のデメリットは平屋の家程ではないものの、同じ床面積の二階建てと比べて、基礎や屋根の面積が大きくなるので、建築コストは高くなる傾向にあります。
それでもワンフロアで生活できるのはとても魅力的ですね。
2、南側に水廻り、家事ラク動線の間取り
仕事に家事に育児と何かと忙しい日々。家事を効率よくこなしたい!という方にお勧めなのが水廻りを南側にする間取りです。
水廻りを南側に持ってくると、洗濯干場に直結できるなど、無駄な動きを省くことができます。
南側に水廻り家事ラク動線の間取り
こちらの間取りでは、洗濯物をデッキで干し、すぐにファミリークローゼットに収納できるようになっています。また、パントリー、キッチンとも繋がり、回遊できる動線はまさに家事ラクです。
このような洗面、脱衣室を兼ねた、ランドリールームも人気があります。
ランドリールームも南側に設けることでテラスにも直結することができ、とても便利です。
さらに、無垢ストーリの家は、壁天井が漆喰なので部屋干しでも良く乾き、臭いも気になりません^^
デメリットとしては、南北に長い敷地では南側に水廻りを持ってきてしまうとLDKの日当たりが悪くなぅてしまうので注意が必要です。
効率よく家事をこなして、ゆったりとした時間を過ごしたいですね^^
3、ファミリークローゼット中心の間取り
ファミリークロゼットを二階ではなく、あえて一階にもってくる間取りもおすすめです。
家事の効率も良くなりますし、メインの収納を家の中心に持ってくることで、どの部屋からもアクセスしやすく、家族みんなが使いやすくなります。
ファミクロ中心の間取り
こちらは平屋のファミリークローゼットが中心にある間取りです。
LDKとプライベートの部屋の間にあることで、にぎやかなLDKとプライベートな部屋とのメリハリができます。
デメリットとしては、生活動線が長くなり廊下が増えてしまうことがあります。
ですが、写真の様に廊下に吹き抜けや天窓を付けると暗い廊下も明るくなり、
素敵な空間になりますよ^^
4、リビング中心の間取り
何時でも家族の存在が感じられ、ワンルームのような使い方ができるリビング中心の間取り。
リビングにそれぞれの部屋を隣接させることで廊下が不要になるので、
家事ラク動線にもつながり、コストも抑えられます。
リビング中心の間取り
こちらの間取りの様にリビングに階段がある一番の魅力は、「家族が顔を合わせる機会が増える間取りである」という点です。
たとえばお子さまがお年頃になっても、リビング階段であれば玄関からすぐ自室へ直行、なんていうこともありません。
デメリットとしては、空間が全部繋がってしまうので、プライベート性はどうしても低くなります。
それから、トイレの場所に注意!住んでみてからトイレの音が気になる、なんてことにならないようにしましょう。
5、土間のある間取り
最近人気の土間のある間取りは、LDKが外に向き、外と内とが繋がりより開放的な空間になります。
ちょっとしたお客様も案内しやすく、段差に腰かけてくつろぐこともできます。
土間のある暮らし
土間にはいろいろな活用方法があります。
収納スペースとして自転車や園芸用品など家の外で使うものを収納する場所としてや、
泥などの汚れを気にせず子どもやペットが過ごすスペース、
DIYなどの趣味を楽しむ場として活用することもできます。
写真の様にリビングやLDKの一部・または全体を土間仕上げにすると見た目もスタイリッシュでおしゃれですね^^
デメリットとしては、コンクリートなので夏は涼しいですが、冬はどうしても冷えやすいです。
使い方などで掃除やメンテナンスにも手間がかかることもあるのでよく検討してみてください。
間取りの決め方
家づくりで大切なことはなんといっても「間取り」です。
毎日過ごす家ですので、ちょっとした間取りへの不満は長年積もると大きな後悔に。
収納が少なかった、もっと広い部屋にすればよかった、水回りの動線がよくなかった、風通しが良くなかったなど気づいたときは後の祭りとなります。そんな「間取り」に関する不満が溜まることのないよう、家族で話し合いを重ね、要望をしっかりとまとめるようにしましょう。
まずは、一緒に住む家族全員の希望を洗い出しましょう。
今住んでいるアパートやマンションなど家の不満を解消することを挙げていくと良いと思います。
ただ、全ての希望を取り入れることは予算や延床面積の都合上、難しい場合があるので、
絶対に取り入れたいものから優先順位をつけておきます。
間取りを考える時には優先順位の高いものから取り入れていくことがポイントです。
まとめ
考えることがたくさんありますが、自由に間取りづくりができるという点が注文住宅の醍醐味です。
家族の生活を思い浮かべながら、納得のいくまで間取りについて話し合い、満足のいく家づくりをしてくださいね。
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