家具の製作現場より／記事一覧／岐阜・愛知の注文住宅は工務店の無垢ストーリー

今回は工場から現場へ、配達のお話です。

ものづくりを行っている下呂本社工場では、週に2回現場への出荷・配達があります。

下呂の本社からは当番制で社員が直接運んでいるんですよ！

現場では大工さんとの会話や現場の状況など、勉強やコミニュケーションにも役立っています。

実際に出来上がっていく現場を見ると、社員としても出来上がりが楽しみになりますね。

出荷待ちの床材。パートさんの手作業でしっかりと梱包されています。

出荷の積込みの様子です。

配達順もそうですが、荷崩れやキズ対策等に十分注意して積込みします。

造作家具は工場で組み立ててから現場へ搬入をしていましたが、組み立てれば荷姿も大きくなるので

限られた数しか運べなかったり、移動や梱包作業等が大変でした。

ですが、現在はほとんど現場での組み立てを行っています。

工場からは各部材を用意し、大工さんが簡単に組み立てができるようにしました。

これにより出荷・配達の問題点を大きく変えられることが出来ました。

機械化することで早くキレイに仕上がり、製作や組立・現場搬入の容易さも

相乗効果により上がってきています。

品質管理や確実な配達の為に、まだまだ改善の余地はありますが

大切な配達の基本となる安全運転への心がけは常に忘れないようにします！

今回はカフェスタイル標準仕様であるプレイリーホームズ社製玄関ドアの塗装の様子をご紹介します。

無垢Storyではプレイリーホームズさんから、無塗装の玄関ドアを仕入れ

フローリングや家具、建具と同じ、自社でブレンドした自然塗料リボスで塗装しています。

ドアは建具と枠がセットになっている為、まずは塗装しやすいようにそれぞれ外していきます。

細かな傷や糊を落とす為、サンダーがけをします。

特にこのドアはパイン材なので油分が多く、普通に塗装をすると色むらが出てしまいます。

なので、下地処理を念入りに行うことが大切です！

キャメル色に塗装しました。

塗装後は、丁寧に梱包して出荷されます。

今月にOBのお客様から家具の修理依頼を受けました。弊社で製作したオリジナル家具の畳収納ベンチです。

元気なお子様がいらっしゃるようで、収納扉の蝶番周辺が割れて畳扉が外れてしまったとのこと…。

早速、お宅より引き上げ修理を行いました。

キャビネットの一部を取り外し・交換して扉を取り付けます。

調整・色合わせなど行い、元通りに出来上がりました。

畳ベンチはダイニングテーブルの椅子になるだけでなく、収納機能がついてとっていも便利です。

それに、畳の上で横になれるのでいいですよね！

修理にあたってお時間や費用がかかってきますが、無垢ストーリーのオリジナル家具については

既製品と違い修理をして長くお使い頂けます。

建具・家具など長い間使用していくうちに色々な不具合が起きてきますが

修理して直せるものであればしっかり対応させていただきます。

お気軽にご相談ください。

この大きいタモ板は何を作っているか分かりますか？

このタモ板をカットしていきま?す。

NC加工、裏側に金具を取り付けてこのようにキレイな円形になりました。

自然塗料リボスのキャメル色で塗装をして…。

先程の金具に部材をはめ込むと…

そうです！タモ無垢板の丸テーブルです。

製作したこちらのものは特注の直径1500サイズです。

今回の丸太は昨年の12月末に入荷してますので1月中頃には雪も積もって

氷がついてしまっていましたが、末頃の晴天とそのあとの雨ですっかり溶けました。

立派な丸太を入手できたので、良い部材取りが期待できそうです！

大きい丸太なので台車の上で回しながら、外側から部材をとっていきます。

丸い丸太がだんだんスライスされ四角になってますね~！

床板についたサネの加工と合わせていきます。また、とりたい部材によってはある程度外側を挽き落としたら

一気に半分に割ってそこから細かくする場合もあります。

下呂工場で製作する杉木製品は、そのほとんどが当社で製材したものです。

乾燥期間を経て、様々な家具・建具扉・カウンター・手摺や格子材などに加工されます。

製材機は丸太以外のものも加工していることがありますので、いつでも見られる訳ではありませんが

工場見学時には丸太と製材機も是非ご覧になって下さいね。