こんにちは、設計の後藤です。
以前に少し土地のお話をさせてもらいましたが
今回はその続編として
建ぺい率・容積率についてお話したいと思います。
マイホームをご計画されている方は知ってらっしゃると思いますが
解りやすく簡単にご紹介したいと思います。
「建ぺい率」「容積率」とは、ともに計画敷地に対して
計画建物の大きさ(規模)を規制する割合です。
建ぺい率=建築面積/敷地面積×100
※建築面積とは、建物を真上から見たときの
1階の一番外側の外壁又は柱の中心線で囲まれた部分の面積。
2階が1階よりはみ出している部分があればその部分も含みます。
たとえば、計画建物の建築面積が80m2で
敷地面積が250m2の場合の建ぺい率は
80÷250×100=32 32%ということになります。
役所の情報で計画敷地が建ぺい率50%の地域だと、32%<50%となり
この計画建物の建ぺい率は、建築可能な規模となります。
容積率=建築物の延べ床面積÷敷地面積×100
※延べ床面積とは、壁又は柱の中心線で囲まれた部分の面積で
各階の合計面積
たとえば、計画建物の1階床面積が95m2、2階床面積が75m2で
敷地面積が250m2の場合の容積率は
(95+75)÷250×100=68 68%ということになります。
役所の情報で計画敷地が容積率100%の地域だと、68%<100%となり
この計画建物の容積率は、建築可能な規模となります。
2階建ての木造住宅の容積率がアウトになる確率は
狭小敷地でない限り少ないです。
マイホームの計画をたてられる前に
まずはどれだけの大きさの建物が建築可能なのか
計算、検討されてはいかがでしょうか。
この他にも、敷地の道路接道状況や道路幅、用途地域によって
割合の緩和や縮小の規制がかかってきますので
ご不明な点があれば、是非ご相談くださいませ。
岐阜事業所・後藤(設計