こんにちは。
監督の安福です。
さて、今回はガスの自由化のお話です。
2016年4月に電力自由化がスタートしましたが、2017年4月にガスも自由化が始まりました。
ガスと電気両方を使用している家庭では、ガス代がかかり光熱費を抑えるのに苦労したところもきっとあるでしょう。
今回ガスが自由化になることで私たちの生活はどの様に変わっていくのでしょうか。
◆ガス料金が一般料金より安くなります◆
今回ガス自由化で対象となるのは都市ガス。これまでは都市ガス会社が、ガス管の運営・管理から
それぞれの地域における販売までを独占してきました。
しかしガス自由化後は、ガス管の管理運営は引き続き都市ガス会社の導管部門が行い、それぞれのお宅への
ガス販売については新たな会社も自由に参画できるようになります。
つまり、ガスの販売を行う会社が増えることで価格競争が生まれ、消費者はその価格などを比較しながら、
一番オトクな会社を選択できるようになるのです。
現在ガス小売業者登録数は41社(2017年3月31日現在)と、電力自由化の時と比べて落ち着いています。
ガスは電力より調達や取扱いが難しいことなどの理由があるようです。参入会社の中でも注目は電力会社。
東京電力や関西電力など、ガス自由化を見越したプロモーションをはじめ積極的です。
今後参入してくる会社も増えて新料金プランも発表されていくことが予想されるので、今後の動きにも
注目です。
◆中部地方の小売参入会社(一部)◆
東邦ガス
家庭用燃料電池システム「エネファーム」やガス発電・給湯暖房冷房システム「エコウィル」、太陽光
発電の組み合わせプランも提案しています。家庭で発電することで省エネやCO2の削減でき、ガス機器に
よって魅力的な料金メニューを提供しています。
中部電力
電気とガスセットでさらにおとくな料金メニューなど、お値打ちなガス料金プランが魅力的です。
また、Webサービス『カテエネ』で光熱費管理が便利になったりポイントがたまるなど、主婦に嬉しい
サービスも受けられます。
ガス会社もこれから増えていくと予想されています。
急いで選ばず、じっくり考えて自分に都合のいい会社選びをするのが良いと思います。