ブログ/建具材ができるまでのお話

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建具材ができるまでのお話

[ Category: 無垢家具・無垢建具 ]

こんにちは。

本社の池戸です。
 
西日本豪雨から1ヶ月経ちましたが、下呂市も今まで経験したことのないような豪雨でいろんな所で災害が
あり、今もまだJRや県道などで通行規制になっています。
 
自宅の前の小さな河川も氾濫して道路を半分以上崩壊し自宅に繋がっている下水管と上水管が露出している
状態です。
通路なので危険なのと車が車庫にも入らなくて凄く不便を感じています。
 
まだまだ大変な所はたくさんあるので、早く復興出来ることを願っています。
 
 
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さて、今回は建具材の出来るまでのお話です。

 

まずは丸太を市場で仕入れてきます。

仕入れの選別も重要で出来るだけ太い丸太で、年輪が細かくて芯が真ん中にあるものを選びます。

コチラはスギの木ですね。建具はスギを採用しています。

 

丸太の選定が終われば、本社工場の製材機で丸太を製材していきます。

 

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製材での挽き方には、板目と柾目(まさめ)があり建具材は柾目挽きで挽きます。

 

 

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挽きあがった材料を乾燥するために材料と材料の間に桟木を入れて桟積みしていきます。

桟積みした材料を最低10ヶ月以上天日で自然乾燥させます。

 

 

 

出来るだけ自然乾燥してから材料を木材乾燥室に入れてカラカラに乾燥させます。

 

 

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木材乾燥室で10日かけてゆっくり乾燥させ木材乾燥機から出して10日位室内で自然の状態になじませます。

 

 

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それからワレ、反り、ねじれなどの材料を除き建具材に適した材料を選別して加工に入っていきます。

 

 

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これだけ選別しても無垢材料は絶えず呼吸しているので季節などで収縮します。

この建具材をもとにオーダーメイドの建具を作っていきます。

 

建具がお客様のお宅に馴染むまで一年位がかかります。

その間にも割れなどの不具合がありましたら、お気軽にお電話ください。

 

 

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