こんにちは。本社工場の倉地です。
さて、今回は窓台の加工についてのお話です。
『窓台』とは、サッシ廻りに取り付ける部材の事です。
窓台を造るには「直角2面機」と呼ばれる、木材を平らにしてくれる機械と、
「プレナー」と呼ばれる、カット面を滑らかにしてくれる機械で、反ったりうねったりしている木材を整えてから、
「トリマー」と呼ばれる、木材の角を削ったり溝を作ったりする機械で面取りを行っています。
しかし少し前まではこの手順で加工を行っていたものを、ひと月前からモルダーという機械で加工するようになりました。
「モルダー」というのはプレナーと同じように、カット面を平らにしてくれる機械なのですが、実はそれだけではないのです。
モルダーは刃物軸が7ヶ所あり、4面加工+面取り刃を取り付ける事ができるので、
加工前の木材をモルダーに入れると、面取りもされて機械から出てくるのです。
トリマーで面を取る作業がなくなるので、加工時間が早くなりました。
本社工場ではモルダーでの加工も行っておりますので、是非おたちより下さい。