明けましておめでとうございます。
さて、今回は塗料の調色作業についてのお話です。
本社工場の2Fに塗装作業場があります。
ここでは建具、家具、床板など
建物の内外で使われる数種類の建築部材を塗装しています。
その塗装作業場の一番奥にあるブースでは
塗料の調合や、新色のサンプル製作を行っています。
新たな塗料を仕入れてみたり、仕上げ方法を変えてみたりと
イメージする色合いに近づくように情報を集めながら
試行錯誤の繰り返しです。
例えば、茶色と言っても「赤」の強いものから
「黄」の強いものまでありますよね。
塗料の配合だけでなく、艶の有無もあったり
木材の種類も杉、桧、桐、栂(つが)、楢(なら)、などなど…
その材種に合った塗装方法が必要となります。
つるつるの「サンダー仕上げ」
ザラザラの「ランバー仕上げ」
わざとキズをつけてアンティークな雰囲気を出す「エイジング仕上げ」
など、部材の仕上げ方法によっても
塗料の配合や塗り方を使い分けています。
この作業場にあるサンプルの多くは、まだ日の目を見ず
眠っているものがほとんど…。
ですが、今年はもしかしたらこの中から新たにお客様に提供できる物が
あるかもしれません…ご期待ください!!
今年もお客様に喜んでいただけるような物作りに努めたいと思いますので
ご愛顧のほど宜しくお願い致します。
本社・康幸(Be Wood)