こんにちは、本社の細江です。
今回は、無垢家具の製作工程【仮組み】についてのお話をします。
当社で製作する家具は全て無垢材を使用しています。
住宅と家具は形は違いますが、素材に対する考え方は同じであり
住宅に合わせた家具づくりをされるお客様が多いのは、最近の傾向となっています。
当社も機械化が進み、工場での加工・塗装を経て現場へ納品し
大工さんが現場で組み立てるという工程を基本としています。
家具の組み立てはノックダウン式ですので、ドライバーと知識があれば
簡単なものならば一般の人でも組み立てられます。
しかし、いくら機械化が進んでも、加工の際にわずかなズレが出ます。
これが仕上がり観につながりますので見逃せません!
ですので、塗装工程の前に一度、仮組みをして
ズレの修正や建具・引き出しの取付を行い、調整と確認。
その後、組み立てた物を分解して、ようやく塗装工程に移ります。
実際に現場で組み立てるのは自分ではなく大工さんですので
この【仮組み】で確認・調整を行う一手間が、家具製作担当者のこだわりのようです。
無垢の家具ですから、納品まではとても気を使いますが
家具製作も家づくりのひとつと考えて取り組んでいます。
このように職人が1点1点大切に作り上げる家具たちは
当社の展示場や現場見学会で完成品を見ていただくことが出来ます。
ぜひお時間のある方はお越しください。
(今年の見学会は終了しておりますが・・・)
ハイテク・機械化で、大量生産が進む世の中ではありますが
無垢ストーリーの家具は作り手の思いが伝わるような
温かみのある仕上がりとなっているはずです。
本社・細江(B-WOOD)