こんにちは、企画の浅野です。
3月も下旬に入り、梅の花や菜の花が
私たちの目を楽しませてくれるようになりましたね。
暖かくなるにつれ、うちの猫も活発に行動するようになりました。
先日のこと・・・
早朝、洗面所のマットにスライディングして
くしゃくしゃにするのが最近のマイブームらしいのですが
珍しく「昼間から狂ってんなぁ~」と思いつつ覗きに行くと
案の定、この有様 ↓
で、マットを直そうと広げてみると、ナント!
中にスズメがぁぁぁぁぁぁあぁぁぁぁ!!(((((( ̄□ ̄;)!!
猫飼いには見慣れた風景ではありますが
気持ちの良いものではありません。
スズメさんごめんなさい(>_<)
さて、暖かくなると活発になるのは
人間や猫ばかりではありません。
ダニやシロアリなど、いや~な害虫の活動も活発になります。
昨年、うちもシロアリが出て駆除をしてもらいました。
その際、床下で随分湿気ている箇所があるとの調査報告がありました。
冬場、寒いからと言ってあまり換気をしないままで過ごしていると
思った以上に湿気を溜めこんでしまいます。
溜まった湿気は床下にもぐり、それがシロアリの発生を誘発した、との事。
大きな出費とともに、大いに反省致しました。
湿気はシロアリだけでなくダニの発生にも繋がります。
そこで今回は、ダニ対策として
簡単で効果的な畳上げのご紹介です。
最近の畳は「スタイロ畳」などと呼ばれる
発砲スチロールの周囲をゴザで包んだようなものが多く使われ
昔ながらの「ワラ床畳」やイグサの畳表で出来ているものは
少なくなりつつあります。
ですので、昔は何処でも見られた畳上げ(畳干し)の光景も
今ではすっかり見なくなりました。
でも、ダニが出にくいと言われている畳には
全くダニが潜んでいないのか?と言われるとそうではありません。
繁殖に適した条件さえ揃えば、そこが絨毯だろうが
ラグだろうがやはりダニは存在します。
特に気密性の高い住宅では年間を通じて
ダニが繁殖することも珍しくはないようです。
ダニの被害は刺されて痒いだけでなく
アトピーなどのアレルギー疾患を引き起こすのでとても厄介。
また、乾燥した状態を保たないと
気温が上がるこれからの季節、カビの心配も出てきますね。
そこでオススメなのが簡単で効果的にできる畳上げです。
1)
畳に掃除機をかけ、埃を取り除きます。
2)
上げやすい畳を1枚決め、その縁にマイナスドライバーをさし、持ち上げます。
作業は2人でやった方がラクですよ。
3)
畳の隙間から落ちた埃やゴミが溜まっています。
もちろん埃の中にはダニが潜んでいるので
掃除機でキレイに吸い取ります。
4)
畳下をキレイにした後、畳の下にペットボトル(2リットル)を差し込み
畳を持ち上げて畳と床の間に風を通します。
2~3時間はこの状態で放置しましょう。
風のある日を選んで行うと効果的ですが
思うように風が吹いてくれないようでしたら
扇風機やサーキュレーターを使用するのも手です。
6)
最後に熱いお湯で絞ったタオルで畳の目に沿って汚れを拭き上げ
乾燥させて終了です。
拭き上げた後は畳が輝いて見えます!
いかがですか?これならできそうですね。
乾燥した五月晴れの日を選んでやってみましょう。
毎年、とは言いませんが3~4年に1度くらいは畳み上げをして
すっきりとした和室で、気持ちよく過ごしませんか?
岐阜事業所・浅野(企画)