こんにちは、岐阜事業所・企画の浅野です。
今回は、白木の柱のお手入れをご紹介します。
年末の大掃除に活用してくださいね。
和室などの白木の柱は、紫外線による日焼けや変色
木の内部から生じるシミやカビ、たばこのヤニや手垢などで
黄ばんだり黒ずんだりします。
経年変化での変色であれば、味となり趣もあるのですが
汚れとなれば、別!
年末の大掃除に合わせて是非お手入れしたいですね。
白木の日常のお手入れはから拭きが基本。
水拭きをすると逆にシミになってしまうことがあるので、注意してくださいね。
手垢やベタつきが気になる場合は、お湯に浸した雑巾を
固く絞って、叩くようにして汚れを落とします。
その後、しっかりとから拭きして水分を取りましょう。
黒ずみのある場合は、薄めの酢水に浸した雑巾を固く絞り
こちらも汚れを叩くようにして落とします。
もちろん、しっかりとから拭きしましょう。
これらでも落ちない汚れには市販の白木用クリーナーを使用しますが
説明書きをよく読んで使用してください。
また、子供の落書きでひどく汚れてしまった場合は
スポンジ研磨剤を使用し、擦り落としましょう。
油性ペンの落書きを発見!((+_+))
極細の研磨剤を使用し、ひたすら擦ります。
汚れが取れたら、超極細で表面を滑らかにし
周りとなじませます。
上からクレヨン、水性ペン、油性ペンで実験。
油性ペンは時間がかかりましたがキレイになりました。
いずれも、落書きを見つけたら早めに対処できるよう
スポンジ研磨剤は常備しておくと良いですね。
今回使用したのは3M社製スポンジ研磨剤。
種類も豊富で、ホームセンターなどで手軽に入手可能です。
実は昨年、我が家の柱も姪っ子の被害にあいました。
鉛筆で落書きをしてくれまして・・・(-"-)
消しゴムで消した後、スポンジ研磨剤でこすり取りました。
力を入れて描いてくれたらしく、少し凹みが出来てしまいました。
こんな時は湿らした雑巾などを当て、上からアイロンをあてると
木の繊維が膨らんで、元に戻ることもあります。
様子を見ながら少しずつ作業してくださいね。
和室などの柱は、新築時の白木も綺麗ですが
年月を経て、落ち着いた色合いに変色していく様も
趣があっていいものですね。
上手にお手入れして、愛着の湧く住まいに成長させていってください。
もちろん、何かお困りごとがありましたら
スタッフまでお気軽にご相談くださいませ。
岐阜事業所・浅野(企画)