こんにちは。
各務原展示場 営業の加藤です。
春は好きな季節ですが、花粉症に悩まされる時期ですね(T ^ T)
みなさまはいかがお過ごしでしょうか?
暖かくなってお出かけしやすい時期になりましたので、郡上市へ出かけました。
郡上八幡城が見下ろす城下町には、今でもかつての風情が残っていて、雰囲気が好きで良く遊びに行きます。
また、綺麗な綺麗な水が豊富な「水のまち」として知られ、街のあちこちで湧水や小川等があり、散策中のオアシスになっています。
*吉田川に合流する小駄良川。この水は長良川へとつながりやがて海へ...
そして、郡上市といえば、「食品サンプル」が有名なことをご存じでしょうか?
今回は「さんぷる工房」さんに伺ってみました。
お店の中は思わず食べたくなるような食品サンプルで溢れていました!
色々買いたい...衝動に打ち勝ち、私は(玉子が大好きなので)目玉焼きのマグネットを購入しました!
お店の奥には食品サンプル体験工房があり、入場券を購入するとさらにその奥にある「昭和」をテーマにした展示室『レトロアート館』に入ることができます。
そのコレクションの量はすごく、昭和生まれの私はタイムスリップした気分になれました!
昭和世代の方は懐かしく、平成世代の方は斬新に感じられると思います。
*懐かしの「コンピューターゲーム」。テトリスが!よく遊んだなぁ
*この駄菓子屋の雰囲気、未来永劫残したいと思うのは私だけ?
*わかる方にはわかる「ちゃぶ台返し」! さすが食品サンプルのメーカーさんならではの躍動感あふれる、ひっくり返る食べ物...もみどころ
サンプル工房さん、ありがとうございました!オススメです!
※さんぷる工房さんの営業日、レトロアート館への入場料等についてはお店にご確認ください
さて、そんな郡上市や山喜建設の本社がある下呂市を含め、岐阜は杉・ヒノキの一大産地です。
冒頭の花粉症の原因...でもありますが、古くから建築材等に重用されてきました。
今回は、普段は花粉症の時期によく聞くヒノキについてお話しします。
みなさまはヒノキと言えば何を連想するでしょうか?
花粉? 独特な匂い? 高級な木? etc
私は、建築の仕事に携わるまでは、ヒノキといえば憎き花粉症の大敵「ヒノキ花粉」という認識しかありませんでした。
春の風の強い日に山に目をやると、何か黄色い煙が...花粉だー逃げろー!!という程度でした。
でも、建築の世界にいるとヒノキ材の優れた特徴に目がいくようになりました。
ヒノキ材は、軽量で柔軟性がありながらも、強い耐久性も持ち合わせている材です。
その中でも特筆する特徴は、耐水性・耐湿性に優れている点で、長期間の使用にも耐えられる実用的な強度を保つ点です。
その理由は、ヒノキに多く含まれる揮発性のテルペン類(α-カジノール)やフェノール類(ヒノキオール)等により腐朽菌に対する抗菌性や防虫性を持つためです。
世界最古の木造建築と言われる法隆寺の五重塔の構造部には、多くのヒノキが使われています。(主要な構造部は全て樹齢1,000年以上のヒノキで、今でも当時の柱や梁などが多く残っているそうです)
この五重塔は建てられてから1,400年以上経つと言われており、ヒノキ材がいかに優れた木材であるかがうかがえます。
今でも寺社建築だけではなく、一般的な住宅でも広く構造材としてヒノキが使われることから、古から木と生きてきた日本の歴史・伝統・技術が脈々と受け継がれていると言えるかもしれません。
山喜建設の木造軸組構法の建物は、土台や柱に国産のヒノキを使用しています。
でも、土台や柱は建物が完成するとほとんど目に触れることがありません...
そこで、4月26日〜5月6日まで、骨組みの状態で見ていただくことのできる構造見学会を各務原市内で実施します。
普段開催している完成見学会では見られない、建物の構造を直に見ていただく良い機会です。
ご興味を持たれましたら是非ご来場ください!!
ヒノキの独特の香りも楽しめますよ!
ご来場をお待ちしております。
↓↓↓ご予約はこちらから
https://www.yamakikensetu.com/event/event/event/post-120.html