こんにちは、本社の細江初子です。
先日の日曜日も朝から雨が降って稲刈りが出来ないので
中日新聞の記事を見て高山市の
世界生活文化センターに行ってきました。
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高山の老舗メーカー、柏木木工が
1950年頃に制作を始めた《南京椅子》。
お母様の嫁入り道具で、いつもお母様の近くにあったその椅子を
東京都国分寺市の息子さんが、60年の時を超えて
修理に出されたものを展示している、という記事でした。
何気なく置いてありましたが、60年という
時の流れを感じさせない椅子でした。
60年も大切に使われていたこと、そして
それを修理してよみがえった椅子が
これからも大切に使われていくだろうということに感激し
使い捨ての生活を送っている私は反省させられました。
会場内は大盛況で、飛騨の家具に実際に触れたり
椅子の座りごこちを試したりして
良い時間を過ごすことができました。
飛騨の家具の曲げの技術を結集した素晴しい家具ばかりでした。
会場内は撮影禁止となっていましたので
写真でお見せできないのが残念です。
ところで皆さんは【木育】という言葉をご存知でしょうか?
木育(もくいく)は、北海道庁が主導して進めた
『木育プロジェクト』(平成16年9月に発足)から提案された新しい教育。
子どもの頃から木を身近に使っていくことを通じて
人と、森や木との関わりを主体的に考えられる
豊かな心を育てたいという想いが込められている、と記されています。
私は家具展で、6月に生まれた横浜市にいる孫のために
「自分で作る木のスプーン」を購入してきました。
孫が離乳食を始める頃までに、一生懸命磨いて
くるみのオイルで塗装してプレゼントしたいと思います。
木が身近にある仕事に携わっている、田舎にいるばぁばは
これからも木に関するものをプレゼントしようと思っています。
日本の無垢の木を、香って、積んで、たたいて、学べるように
誕生日のプレゼントは無垢の木の積み木にしょうと決めています。
↑ ばばバカです( ; ̄∀ ̄)ゞ
これからは使い捨てではなく
いつまでも使い続けていけていけるものを
孫のために買い求めて行きたいと思います。
本社・細江(経理)