こんにちは、本社の細江です。
立冬が過ぎ下呂では朝晩めっきり寒くなってきました。
高山では初雪も降りましたね~。
今年も残暑が厳しかったのですが、急に寒くなったためか
今年の紅葉はとても綺麗な気がします。
紅葉する木は落葉樹ですので
建築材として使用される量は少ないです。
でもわが家ではこの広葉樹は無くてはならない木材です。
今ではやる人がいなくなってしまった【炭焼き】を
主人が行っています。
12月になると《きこり》に行き、せっせと炭を焼いております。
炭焼き以外に楢の木で椎茸となめこを栽培しています。
炭焼き・キノコ栽培の木をとった残りは
薪ストーブの燃料となります。
山は私たちに様々な恩恵を与えてくれます。
何十年か前までは珍しいことではなく
田舎では多くの人たちが、山と密接した暮らしをしていましたが
今では山に入る人はめっきり少なくなってしまったようです。
伐採、植林を繰り返し、手入れをしなければ
山は荒れてしまいます。
木が育たない、密集して生えているため、細い木しか育たない。
そんな山では、雨水を蓄える力が無く
一旦、大雨が降るとかんたんに崩れてしまいます。
近年、大雨で崩れた土砂が民家をつぶし
住人が亡くなるといった事故が多いのはこのためです。
もっともっと林業が活性化するよう
住宅産業の従事者である私たちも
国産材を活用するよう努力しないといけないですね。
そしていつまでも山と共に生きる暮らしを送っていきたいものです。
皆さんも国産材をふんだんに使用した
木造住宅をご計画いただいて
安全で美しい山々を守りましょう。
無垢の木はメンテナンスが少し大変ですが
年数が経つと本当にいい味が出てきますよ~。
本社、細江(事務)