ブログ/和室の格天井のお話

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和室の格天井のお話

[ Category: 無垢ストーリーの住まい ]

こんにちは!

名古屋東展示場の荻野です。

 

先日、愛車のタイヤを買い換えました。

100キロの慣らし走行を終え、お気に入りの観光地までドライブしてきました!

 

行き先は滋賀県にある《堅田の浮御堂》。お気に入りスポットです。

 

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有名な近江八景の一つに挙げられる「堅田の落雁」として、浮世絵師・歌川広重などが絵画を残しているのですが、

みなさんはご存知でしょうか?

サスペンスドラマのロケ地で有名と言えば、見た憶えがあるかもしれませんね(笑)

 

《堅田の浮御堂》は、海門山満月寺と称する禅寺の敷地内に建立されました。

湖上通船の安全と衆生済度の発願のため、阿弥陀仏一千体が安置されています。

琵琶湖の最狭部にあって湖中に突出したお堂なので、湖面に浮かんでいる正に呼称される所以です。

 

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お堂から眺める琵琶湖大橋!

いいですねぇ。気持ちのいい風に吹かれて心安らぐひとときですよ。

 

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片道200キロ圏内なら日帰りドライブコースですが、今回は出発が遅かったので時間に余裕がなく、

京都まで足を延ばせませんでした。

琵琶湖大橋経由で行けば、京都大原三千院が近いんですよね。

 

車でどこか行きたい方は、おすすめですよ!

 

さて、今回は和室の格天井(ごうてんじょう)についてです。


天井好きの私はお部屋に入ると、ついつい目線を上に振ってしまいます。

その中で特に和室が最近気になるんです。

 

ライフスタイルが多様化した昨今、和室を造らないお客様も増えてきました。

本格的な和室を希望される方よりも、畳コーナーのようにリビングと一繋がりになったスタイルが今風です。

和室は、畳コーナーという形に変わりながら私たちの生活に根付いています。

畳の部屋があると、なんだかホッとしませんか?

 

洋室と違って派手さはありませんが、和室いいよね!と思われた方、天井で印象を変えることが出来ますよ。

 

まずは天井の造作方法による主な種類から。

格天井、竿縁天井、目透かし天井、打ち上げ天井とあります。

この中で、最も格式の高い様式が「格天井」です。

 

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どのくらい格式が高いのか?

寺や神社、お城などに多く使われているぐらいなんです!

木を格子に組んでそれに板を貼ったもの。

 

写真は名古屋東展示場内の和室です。伝統ある「格天井」の和室を見ることが出来ます。

和室と繋がっている「広縁」の天井も同じデザインです。

 

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統一感あるデザイン性はいいですね。とっても素敵です。

 

ちなみに他の造作方法について。

 

竿縁天井は竿縁を一定の間隔で並べ、その上に板を載せたもの。

数寄屋造りの部屋に多いです。

 

目透かし天井は板同士をぴったり継ぎ合わせず、目地を取り透かして張ったもの。

和室・洋室問わないので一般的に多く使われています。

 

最後の打ち上げ天井は野縁で下地を組み、板等打ち付けたもの。

洋室向けです。

 

壁もそうですが、天井も受ける印象が大きいと思いますので是非刮目してみてください。

和室にこだわりのある方、一度来場されてみてはいかがでしょうか?

落ち着きと趣のある空間がそこにあります。

 

名古屋東展示場でお待ちしております。

 

 

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