こんにちは。
建具担当の池戸です。
春に紹介した鉢植えミカンの実が少しづつ大きくなりはじめました。ミカンは沢山花を咲かせますがミカンの木の大きさ合わせた数しか実が残らないみたいです。
今回は建具の組み方のお話です。
建具の組み方には2種類の方法があります。一つは昔から行われているホゾ組と言う方法です。
ホゾ組とは片方にはノミや角ノミ機で穴を空けます。その空けた穴に差し込むホゾをノコギリやホゾ取り機で加工します。四角い穴にホゾを入れて組み立てていくのやり方がホゾ組です。
もう一つはダボ組と言う方法です。
ダボ組は接合する材料の両方に丸い穴(ダボの入る穴)をダボ穴専用機やNCルーターと言う機械で加工します。
加工した丸い穴にダボを入れて組み立てていくやり方がダボ組です。
どちらも木工用ボンドを入れて接着し、出来上がりは同じですがダボ組の加工は専用の加工機械がないと正確に仕上がらないです。本社でも材料の大きさや用途、場所によってホゾ組とダボ組を使い分けています。