ブログ/木材の乾燥のお話

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木材の乾燥のお話

[ Category: 本社工場 ]

こんにちは、7月も半ばになり暑い日が続いています。
 

木材の乾燥についてのお話です。


 

木造住宅を建てるにあたり、建築資材である木材の乾燥は非常に重要です。
 

乾燥が不十分な木材を使用すると
引き渡し後の木材の乾燥収縮に伴う狂い、曲がり、割れなどにより
クロスの亀裂、床鳴り、建具の開閉困難などの不具合が出てしまいます。

 

また、一定以下の含水率になった後
湿気を吸いにくく、なるという性質があり

強度も増すので、乾燥した木材は建築資材にはぴったりです。
 

乾燥処理の方法は、天然乾燥と人工乾燥があります。
 

天然乾燥は、屋外に木材を積み重ね
太陽熱と自然に吹く風を利用して木材を乾燥させる方法です。


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110715-2.JPG

本社には製材した部材が、山のように積まれています。

 

 

人工乾燥は、温度や湿度、風の流れなどを機械が管理し

木材を乾燥させる方法です。

上のような自然乾燥は一般的に行われている乾燥方法ですが

これだけだと、乾燥に時間がかかるばかりか

なかなか思い通りの含水率にはなりません。


110715-3.JPG
こちらは本社工場に併設された乾燥室。

 

山喜では自然乾燥と人工乾燥を併用しています。

天日干しされた木材を、さらに人工乾燥で

最適な水分量になるよう管理しています。

 

しかし、いくらしっかりと乾燥させた木材でも
その木の癖や性質により、割れや反りが生じてしまうことがあります。
これは無垢の木の宿命ではありますが
これを最小限に抑えるのが、長年の経験と勘です。
 

その技術を身につけるべく、日々勉強させていただいています。

 


本社・熊崎(BE-WOOD)

 

 

 

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