こんにちは。本社の矢澤です。
今年は例年と比較すると11月になっても暖かい日が多く
紅葉も長く楽しめているように感じます。
未だコロナ禍と言う状況では有りますがドライブがてら紅葉を楽しむのも良いですね。
今回は戸襖建具の制作についてのお話です。
まず戸襖とは何かと言うと洋室と和室の境に建てる建具です。
化粧表面材と襖紙を表裏で貼り合わせたのが戸襖です。
ここ最近ではほとんど見かけなくなりましたが昔は多く使われていたようです。
大まかな工程になりますが戸襖はどうやって制作しているのかと言うと…
最初に芯材を組むため材料を木取りします。
次に木取りし寸法にカットした材料を作業台に並べて芯打ちします。
芯打ちが終わったら今度は芯材に表面材と襖紙の下地を貼り付けるプレスをします。
プレスが終わったらパネルソーで正規の寸法にカットしNC加工します。
NC加工で建具の戸車の部分や手掛けなどの加工をします。
部品を付けて工場内での制作は完了です。
あとは片面の白面材側に襖屋さんが襖紙を施工し完成となります。
このように本社では様々な制作を行なっていますので
機会がありましたら見学などにお越し下さい。