こんにちは、本社工場の倉地です。
さて、今回は建具用枠材の加工についてのお話です。
昔の家は、柱が見えている"真壁"といわれる仕様が大半を占めていました。
主に和室に見られる仕様で、今でも真壁の和室にされるお客様も
多くいらっしゃいます。
和室は檜(ひのき)のキレイな木目や、畳のいぐさの香りが
心を落ち着かせてくれますよね?(*゚‐゚)
ですが、今では和モダンな雰囲気が人気なので
柱が見えない大壁仕様の部屋が多くなってきています。
カフェスタイルの和室の仕様も大壁仕様です。
大壁は柱をおおってしまうため、建具を取り付ける際には
柱の代わりに枠材が必要となってきます。
そのため、真壁仕様の時と比べると枠材の数が多くなって
加工精度も必要となり、かつ短時間で量産する事が必要となってきました。
短時間かつ精確に量産するために、工場ではモルダーという機械を使用しています。
モルダーで加工するときの一番のポイントは
『精度のよいセットをいかに素早くできるか』です!
今後はこの機械で効率よく枠材の加工を行っていきます。
↑ 不良品です…
木裏板目の溝加工は上記のようになってしまう場合があるので注意が必要です。
本社工場見学へお越しの際には、ぜひこのモルダーでの加工される様子をご覧ください。
その他にもたくさんの機械や、ものづくり体験もできますよ!!
スタッフ一同お待ちしております。
本社・倉地