ブログ/無垢の野地板のお話

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無垢の野地板のお話

[ Category: 本社工場 ]

こんばんは、本社工場の向野です。
 
さて今回は屋根パネルに使用している野地板のお話です。

 

工場で製作している屋根パネルは

垂木と野地板を合わせて作られます。
垂木は桧の芯付きのもの
野地板は杉材を主に、工場から出た材料から
12ミリの乾燥した無垢板を使用します。
 
140926-2.jpg
 
前回紹介した調湿パネル材と同じように
桟積みして乾燥させます。
 
140926-3.JPG
 
これをパネル製作器上で垂木に打ち付け
屋根パネルとして組上げます。
 
他社では野地板に無垢材を使わず
合板材で施工しているところが多数あります。
 
140926-4.JPG
 
無垢ストーリーでも太陽光発電や防火・耐震などの
仕様・規格では合板を使用することもありますが
基本は無垢の野地板を使っています。
 
パネルの野地板はそのまま屋根の下地となる大切な部分です。
 
合板を仕様した場合、熱・湿気等により
接着剤が劣化し材料の性能が低下してしまいます。
 
反面、無垢材は同等の環境下では耐久性を発揮し、長持ちします。
大切な屋根を支える下地ですので
耐久性のある材料を使用することは当然ですよね。 
合板の方が扱いがラクで安価なのですが
上記のような理由から当社では無垢を使用しています。
 
調湿パネル材と同じように無垢材の利点を活かした
こだわりの施工仕様の一つです。
本社工場見学へお越しの際は
屋根パネル加工場でぜひ確認ください。
 
本社・向野

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