こんにちは。設計の足立です。
さて、今回は床材についてお話ししたいと思います。
無垢ストーリーでは、標準仕様に無垢のフローリングを採用しています。
無垢のフローリングのメリットとして、
・肌触りが良い。
・温かみがある
・見た目が良いし経年美が楽しめる。
など、いろいろありますが、当然デメリットもあります。
デメリットとして、
・床暖房に対応していない。
・割れる恐れがある。
・収縮によって隙間ができる。
などあります。
このデメリットの一部を解消した床材がありますので、ご紹介いたします。
現在、無垢ストーリー各務原展示場の1階床に採用している床材なのですが、厚さ12mmのうち、表面の2mmが無垢材
という床材です。
カットサンプルで無垢材と比較をしてみると…
一見、同じように見えますが、右側は無垢材、左側は各務原展示場で採用している床材です。
断面を見ると一目瞭然ですが、
まず無垢材の方は…
当然、無垢ですので年輪もはっきりわかります。
つづいて各務原展示場の床材は…
完全に合板ですね…
しかし、この床材のすごいところは、2mmの無垢材のおかげで無垢材と同じ肌触りや温かさを感じることが出来る
という事です。
また、無垢材には難しい床暖房にも対応していますし、反りや収縮がほとんど起きません。
今まで、床暖房を採用した代償として、無垢の肌触りをあきらめていた方もみえるかと思いますが、この床材にすれば
問題が一気に解消できてしまいます。
無垢のフローリングのデメリットすべてを解消しているわけではありませんが、一度、実物を見てみたいという方は、
ぜひ無垢ストーリーの各務原展示場を訪れてみて下さい。
また、無垢材のメリット・デメリットについてもっと詳しい内容や、メンテナンス方法について詳しく聞きたい方は、
お気軽に無垢ストーリーのスタッフにお問い合わせください。