ブログ/断熱材のお話

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断熱材のお話

[ Category: 新商品のご紹介 ]

こんにちは、設計の足立です。

さて、今回は断熱材のお話です。

 


『 断熱材 』 と一言で言っても、柱と柱の間に施工する「充填断熱材」や

柱の外に施工する「外貼り断熱材」など、施工方法や施工部位によって

様々な種類があります。

 

今までの無垢ストーリーの建物では

このあたりの地域ではポピュラーな「ロックウール断熱材」

を施工していました。

 

150714-3.jpg

【ロックウール断熱材】 施工の様子

 

 

しかし、これからの無垢ストーリーでは

全棟 『 認定低炭素住宅 』 を標準とするため

壁と天井の断熱材を、より気密化ができて施工性の高い

「 MOCOフォーム 」 という断熱材に変更しました。

 

「MOCOフォーム」はA液とB液を混ぜ合わせ

水を発泡剤として100倍に発泡させて吹付する

“ 硬質ウレタンフォーム ” の断熱材となります。

 

150714-4.jpg

【MOCOフォーム】 施工の様子

 

150714-5.jpg

壁・天井・柱に密着しています!

 

 

この断熱材のメリットとして…

 

・発泡させる断熱材のため、とても軽く、自己接着性がある。

 自重で沈降したり脱落することが無い。

・狭い隙間でも断熱施工ができるため、断熱欠損が起きない。

・隙間なく断熱するので、気密性が向上する。

 

といった点が挙げられます。

 

デメリットとしては「ロックウール断熱材」より価格が高いことですが

これからの無垢ストーリーでは、工場生産性を高め

現場での施工時間を短縮することで、このデメリットを解消しています。

 

また、「MOCOフォーム」は硬質ウレタンフォームに分類される断熱材ですので

火災の時に延焼すると心配される方もみえますが

[ 防火認定 ] や [ 準耐火認定 ] を取得しているので心配ありません。

 

また、シックハウス症候群の原因となる物質を原料に使っていませんし

発がん性物質もIARC(国際がん研究機関)で

Group3(人に対する発がん性が分類できない)とされていますので

人体に影響が認められない断熱材として安心して頂けます。

 

「MOCOフォーム」断熱材は、インターネットにて発泡する動画もありますので

時間があるときに一度ご覧になってください。面白いですよ♪

(MOCOフォームサイトへ)

 

これからの住宅では“省エネ性”は必ず求められる性能となります。

また、省エネ住宅にすることによって冷暖房費などの

ランニングコストを抑えることができたり、何より快適性が向上します。

 

「認定低炭素住宅」や「MOCOフォーム」についてお聞きしたいことがあれば

お気軽にスタッフにお問い合わせください。

 

岐阜事業所・足立(設計)

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