こんにちは、設計の後藤です。
早いもので、2月がもう終わろうとしています。
インフルエンザの流行が今年もしっかり来ましたが大丈夫でしたか、大丈夫でしょうか。
まだまだ油断は禁物です。しっかり予防をおこたらず、この冬を乗り越えましょう。春はすぐそこまで来ています。
今年は、大きな自然災害がないことを願います。
今回は、結露防止・対策について少し考えてみたいと思います。
結露を抑えるポイント
1.開口部の断熱化
2.建物の断熱化
3.適度の換気
4.水蒸気の発生を減らす
1.開口部の断熱化、2.建物の断熱化については、新築工事やリフォーム工事のときでないと難しい対策です。
10年前に比べ、最近の建物はより気密性・断熱性の高い高性能の住宅が多くなっている為、3と4について、ふれていきます。
3.適度の換気をするこは、室内の湿度の上層を抑えるためで調理中や調理後、入浴中や入浴後、室内干しをしているときなどは換気扇を回しましょう。
平成15年7月から建築基準法で、シックハウス対策として義務化された24時間換気システムがある住宅は、常時稼動していれば有効に換気されるはずです。
4.水蒸気の発生を減らすには、室内で発生する水蒸気を抑える生活への意識を持ち、暮らし方や住まい方を少し工夫することが必要です。
考えられる発生源としては
・炊事や食事中に出る水蒸気
・就寝中にからだから発散される大量の水蒸気
・観葉植物などの鉢植えが出す水蒸気
・浴室や洗面所から出る水蒸気
などが考えられる。これらの発生源を少しでも抑えることも必要です。
そのほかにも注意しなけれればいけないことは
・洗濯物を室内になるべく干さない
・お風呂のフタは開けっ放しにしない
・加湿器のご使用は控えめに
・暖房器具は、密閉型暖房機(燃焼ガスを室内に放出させない暖房機)や水蒸気の発生しない暖房機(エアコン、電気ストーブなど)を使う。
といったことについても、意識していくことが大切だと思います。
結露によるトラブルのリスクは
・カビの発生
・カビの胞子、ダニのふんや死がいが浮遊
・ダニの発生
などが考えられ、健康に悪い環境になってしまいます。
以上、結露を抑えるポイントの3と4について簡単にまとめてみました。
もし、参考になれば出来ることから意識してみて下さい。
生活リズム、暮らしに影響の少ないことから実行してみてはいかがでしょうか。
もしリフォーム等お考えの方は、是非建物の断熱化・開口部の断熱化もリフォーム計画に加えてみて下さい。
また、無垢ストーリーの山喜建設株式会社へのご相談お待ちしております。