こんにちは。
工務の安福です。
5月のゴールデンウィーク前に、太平ハウジング様にて、耐震実験の体験会があると聞き、参加してきました。
地震は怖いですよね。いつ起きるか分からないし、我が家が倒壊なんて考えるとゾッとします。
内容は、2×4パネル工場に作られた2階建てサンプル建物を地震発生装置で実験するというものです。
震度7相当の揺れも出せるらしいです。
さて今回は、この耐震実験からツーバイフォーの耐震性についてお話します。
今回体験したサンプル建物には、屋根材・外壁・サッシなどが施されていなかったのが残念でした。
実際の地震は、完成された家に起こるはずですから。
とは言え、実験結果は室内石膏ボードが割れるなどの震度による影響は何一つ出ていませんでした。
今後一般ユーザー様にも体験していただけるよう準備をしていきたいということですので、また情報が
入りましたら皆さんにもお伝えできればと思います。
ツーバイフォーは耐震に強いと聞いていたのですが、目の当たりにできるのも滅多にありませんので
在来工法よりも耐震性が高いこの「ツーバイフォー工法」ですが、それは建物の作り方に仕組みが
あります。
在来工法は、柱と梁を組み合わせて家を建てているのに対し、ツーバイフォーはフレーム状の骨組みに両側から
面材を繋ぎ合わせて家を支えています。
つまり、面で家を支えているので地震に強いのです。
ですが近年、ツーバイフォーと在来工法の耐震性はどんどん差がなくなってきています。
それは阪神淡路大震災や東北地震を受けて、耐震の明確な基準が決められたからです。
そのため、在来工法だから倒壊するというわけではありません。
無垢Storyの家は耐震性が建築基準法の1.25倍「耐震等級2」を標準仕様にしています。
一生に一度の家づくりですから、地震に負けない家を建てたいものですね。