こんにちは、本社の松下です。
今日は、寒い冬を暖かく過ごす工夫のお話です。
冬を暖かく過ごすためには
温度・湿度・風速・輻射・活動量・着衣量
の6つの環境要因をうまく組み合わせる工夫が必要です。
太陽の光は、物に当たって熱エネルギーへと変化します。
窓から部屋の中に太陽の光が差し込むと
日の当った床・壁は熱を持ち、そこから室内に向けて輻射が起こります。
日の多く当る部屋が暖かいのは、この輻射によるものなのです。
また、せっかく蓄えた暖かい空気は、逃さないようにしたいですね。
日が落ちたら早めにカーテンや雨戸を閉めましょう。
窓は暖かさが一番逃げやすい部分ですので
カーテン・ブラインド等を利用する際は
窓全体が覆われるような大きいものを選ぶのがポイントです。
次に着衣です。
体内に蓄えられた熱を逃さないためには
着衣量を増やすことが効果的。
カーディガンやフリースを1枚重ね着するだけでも随分違ってきます。
あまり着込むのが好きでない方には
首・手首・足首・お腹などを温めることをオススメ!
これは、服をたくさん着るよりも効果があります。
写真のようなネックウォーマーや足首ウォーマーは
100円均一のお店でも売られていますので
体の冷えにお困りの方は是非お試しください!
足の裏も熱の交換がおきやすい場所なので
保温性に優れた靴下を重ね履きするなどして
感じる寒さを和らげましょう。
十分に暖かさを感じたら、エアコンの設定温度を下げたり
暖房器具を一時的に消すなどしてエコに心がけながら
暖かさを保つようにしましょう。
室内外の温度差が分かるように、温度計を使うことも大切ですね。
夏の日差しを和らげるために、家のまわりに木を植える場合
冬の事も考えて落葉樹を選ぶといいようです。
太陽の光は、裸の枝でも通過するとエネルギーの25%を失うと言われているので
地域の太陽高度が分かれば、その日差しを邪魔する枝を
少し剪定するなどしておくと、効果的に日差しを取り入れることができます。
自然環境を取り入れながら暮らす工夫や
夏と冬の太陽をどのように活かすか、なども
設計の段階で検討されるのもいいかと思います。
まだまだな寒い日は続きます。
特に、お年寄りの方や、小さなお子様がいらっしゃるご家庭では
寒さ対策に気を配りながら、心地よい室温になるように心がけて
体調を崩さないよう、元気で冬を乗り切りましょう。
本社・松下(事務)