こんにちは。
企画の遠山です。
一口にリフォームといってもたくさん種類がありますよね。
例えば、トイレやお風呂・キッチンなどの設備機器の交換から、フリーリングやクロスの貼り替え等、
それから今人気の「リノベーション」もリフォームのことですね。
今日はその中でも「各室断熱」というリフォーム工事をご紹介します。
“各室断熱”のススメ
この各室断熱という断熱方法は、子どもが巣立って広い一軒家に夫婦2人で生活している方や、 2階をほとんど使わず1階のみで生活されているご家庭にオススメです。 家全体を断熱するのではく、1階のLDKや水廻り、寝室など使うことが多い場所を部分的に断熱することで、いつもより冷暖房が効きやすくなるのはもちろん、 工事費用などのコスト面の削減、リフォーム後には冷暖房費も抑えられる事が期待できます。 |
メリット1■工事費が抑えられる
普段使わない部屋も断熱するよりLDKと水廻りのみを断熱する事で、当然工事費も全体の断熱リフォームを
するより費用を抑えられます。
また、上図の各室断熱リフォーム一例のように廊下を建具で仕切ることで、普段よく使う部屋(寝室・水廻り)の
温度差を小さくする事ができ、冬場のヒートショックも予防するリフォームも可能です。
メリット2■冷暖房が効きやすい
通常新築で家を建てる時は、外気に面する壁・屋根・床に断熱材を入れ、家全体を包みます。
そのため家全体が均一な温度になりますが、使わない部屋にまで暖かい空気が流れていってしまうという
デメリットも。
各室断熱で断熱すれば生活空間だけに冷暖房が効くようになるので、より快適に暮らすことができます。
メリット3■電気代が抑えられる
廊下やあまり使われていない部屋へ熱が逃げていくのを防ぐことができるので、自然と冷暖房費が削減できます。
その冷暖房費は、断熱をする前と断熱後に比べて、なんと30%?40%削減されるというデータがあり、
省エネ住宅に生まれ変わります。冷暖房が効きやすくなり、なおかつ毎月かかる電気代も抑えられて家計も
大助かりです。
もちろん、家を丸ごと断熱する方が快適に暮らせるのですが、子どもが巣立って使わなくなった部屋があったり、
シニアになって1階のみで生活しているご家庭は、各室断熱でも十分快適さを感じられますよ。
断熱リフォームは、外壁・屋根・内壁・床に断熱材や断熱パネルを入れたり、断熱塗料で塗装したりするほか、
内窓(ペアガラス)や二重サッシなどの追加・交換、といった方法があります。
予算に合わせてリフォーム箇所を選びましょう。