こんにちは、営業の林です。
私が担当させていただいていますK様邸が
先日、上棟いたしました。
左側が栗の大黒柱 1尺(30センチ角)と
右側が欅(けやき)の大黒柱(40センチ角)になります。
写真では分かりづらいかも知れませんが
K様邸は古材をふんだんに用いております。
古材利用は大変なので、何かと理由を付けて
断る業者さんが多いと聞きます。
その理由として、まず当たり前の話なんですが
規格品の梁と違って寸法が特殊であるということ。
設計段階からある程度の目処を付けて採寸し
図面に反映しないといけません。
解体時に丁寧に躯体から取り外しますが
シロアリにやられていたり木材腐朽菌で
ボロボロになっている状態だともう使い物になりません。
手前の黒っぽい部材は使えません。
いざ、解体して状態の良いものを洗浄のために持ち帰ると
反りがひどく補正に手こずることもあります。
この木材は補正後ですが、はじめはは捻りがひどい状態でしたが
当社工場で補正され、カンナをかけると
こんなにキレイにまっすぐになりました!
また図面には(古材)と指定してあっても
新品の材料ではないので作業手間もかかります。
規格の梁を入れるのと違って作業も大変です。
手間のかかる作業ですが、仕上がりの満足度はひとしお!
古材利用は自社で木材加工できる当社の強みです。
古材を利用したリフォームや新築をお考えの方は
みずほ展示場・林まで是非ご相談くださいませ。
みずほ展示場・林(営業)