こんにちは
設計の足立です。
最近、朝晩はだいぶ肌寒くなってきましたね。
少し前までは「暑い、暑い」と言っていたのに…
月日の経つのは早いものですね。
先日、二男の七五三のお参りに行ってきました。
三歳の時の七五三では、終始ごきげんななめで散々なお参りでしたが、
この日はお天気も良かったせいか、ずっとごきげんでした。
子供の成長って本当に早いですね。
さて、今回は上棟の時に行っていることについてお話ししたいと思います。
上棟日の施工内容は、おおまかに「1階柱を建てる」→「2階床梁を伏せる」、「2階柱を建てる」
といった順に施工していきますが、柱は当然ながら垂直に施工しなければなりません。
では、どのように垂直になっているかをチェックするかというと、
「下げ振り」といった道具を使ってチェックします。
写真中央の柱の横についているものが「下げ振り」です。
鉄の錘を上から糸で吊るして垂直かどうかを調べます。
写真の様に風の影響を受けにくい下げ振りを使用しています。
下げ振りの下部はこのような形になっており、垂直が一目で分かるようになっています。
そして、歪みがある場合は歪み直しをして柱が垂直になったら、
「仮筋交い」という斜材を柱・梁に固定して、建物が垂直の状態を保ちます。
写真の様に数ヶ所に仮筋交いを施工していますので、手間はかかりますがとても重要な作業です。
2階でも同様の作業を行っていきます。
構造や施工方法について気になる方は、弊社スタッフまでお気軽にお問い合わせください。