ブログ/木材の強度お話

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木材の強度お話

[ Category: 家づくり ]

こんにちは、本社の熊崎です。 

さて今日は木材の強度の話です。


 

110202-1.JPG

 

写真は桧の垂木です。
大きさは6cm×6cmのものです。
 

これは当社の標準仕様での屋根パネルに使われるものですが
写真を見てお分かりのように、一本一本に芯が入っています。
つまりこの一本一本が丸太一本分になります。


40坪ぐらいのお宅だと100本程度使用しますので、
この材料だけで丸太100本を使う計算になります。

 

110202-2.JPG


一方、こちらの写真は杉の床板です。
大きさは15cm×3cmです。
 

見ての通り、こちらには通常、芯がありません。
 

どちらのほうが強度が上かと言うと
芯が入っているほうが上になります。


強度は上ですが、芯が入っていると曲がりやすくなります。
ですので、床板のような内装部材には使いません。


芯が入っている垂木や柱などは
曲がってしまわないようにホゾ組みをしたりして
曲がりを抑える工夫をしています。


こんなところも建築中の現場見学の際に見ていただけると
良いかなと思います。
 

 

本社・熊崎

 

 

 

 

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