こんにちは、本社の倉地です。
今回は無垢ストーリーの巾木についてです。
巾木とは床板と壁との境にある
見切り材の事です。
丸印の部分ですね。
無垢材以外にもMDF(※)に塩ビシトー貼りのものや
プラスチック製のものまで種類は様々。
※=中密度繊維板
木材の様に軽量で高い加工性があります。
反りや乾燥、割れなどの癖が少なく、極めて安価。
家具などにも使われています。
無垢の巾木でよく使われているのは
高さが約6センチ、厚み9ミリのものですが
この巾木ですと、取り付けた時に床がフラットでないと
床との間に隙間ができてしまう事がありますし
長い年月の間には、床や壁の伸縮につられて
隙間ができてしまうこともあります。
これを解消するため、無垢ストーリーでは
2つの部材に分けた巾木を開発しました。
下の部材は床に、上の部材は壁に取り付けます。
大工さんの手間はかかりますが、収まりも良く
隙間ができることも少なくなります。
こちらの巾木は栂材を使い、昨年末に導入された
新型モルダーにて自社加工しております。
製材機で木取りし、自社乾燥機にて乾燥させます。
モルダーで加工します。
このように、小さな巾木などの部材も
全て自社にて加工を行うことで
統一感のあるインテリアに仕上げることができるのです。
工場見学もできますので、お気軽にスタッフまで
お問い合わせくださいませ。
本社・倉地(Be-Wood)