こんにちは、本社の矢澤です。
今回は杉無垢材についてのお話です。
内装材などに使用される杉無垢材ですが
杉、と一言で言っても木目も色も様々です。
これは一部ですが白色、紅白(源平)
黄色っぽい色、赤色などがあります。
杉はご存知のとおり木の中心部分(芯材)は、赤みを帯びており
周りは白くて、はっきりとした真っ直ぐな木目が特徴です。
また杉は気泡が多いので、優れた断熱性をもっています。
広葉樹と比べると約3倍の断熱性があり
床材に使用すると夏にはさらりと適度に涼しく
冬に裸足でも冷たく感じないのはこの気泡のおかげです。
柔らかく肌触りが良いので、足腰の弱い方や
床で「はいはい」する赤ちゃんなどには優しい床板と言えるでしょう。
反面、柔らかいという特性から、傷付きやすいのが難点。
床材に使用する際は、使用頻度の多いホール
リビング・ダイニングなどよりは
子供室やロフトなどプライベートな空間で
使用されることをオススメします。
内装材等に使用する際は
指定の塗装色に合わせて、使い分けています。
白色や紅白(源平)はラテ色やキャメル色に
黄色っぽいものや赤色などはビター色や
ショコラ色に塗装し使用します。
こちらはショコラ色に塗装された杉板を壁、天井に貼りました。
空間がぐっと引き締まって、落ち着いた印象のインテリアとなりました。
このように、仕上げのイメージで塗装する色や
使用する無垢材の部位も変わってきますが
あまり細かいことは気にせずに
「こんなインテリアにしたいんだけど・・・」とお気軽にご相談ください。
施工事例などもご紹介しながら
最適な組み合わせでご提案させていただきます!
本社・矢澤(Be-Wood)