こんにちは本社の細江です。
今日は大黒柱の再生のお話です。
こちらは、旧みずほ展示場で使われていた花梨の大黒柱です。
リビング入口から ↓
2階ファミリールームまで長さ5メートルを超えます!
幅36センチ長さ5メートルを超える花梨材は
今探そうと思ってもそう簡単に見つからない貴重な材料です。
今年3月に新展示場のオープンを迎え
旧展示場の土地を更地に戻すため、解体作業が行われていました。
こちらの展示場は、新しいオーナー様の土地へと移築されますので
解体も丁寧に、時間をかけて行われました。
この大黒柱には躯体を組み上げた際の釘やビスの穴
また解体の時に付いてしまった傷などがありました。
そこで釘を抜き穴を埋め、表面の塗料をはがし
元々の木地の状態まで研くことで傷を消すことが出来ます。
仕上げに4面ウレタン塗装で綺麗な状態へ蘇らせました。
紅白幕をまとい、大切なお客様の家を支える大黒柱として
出荷されて行きました。
このように無垢材は、何年経っても蘇らせることが出来ます。
特にここ愛知、岐阜地方では良い材料を使用して建てられた
立派なお家がたくさんありますので
解体後、ただ廃棄物として処理するのではなく
様々なカタチで再利用される方も多くいらっしゃいます。
無垢ストーリーのお客様の中にも、家具や建具として甦らせて
大切に受け継いでいらっしゃる方が多くいらっしゃいます。
これから注文住宅で新築を考えられているお客様で
建替えの際は、思い出と一緒に木も受け継いでいきませんか?
無垢ストーリーがお手伝いさせていただきますよ。
本社・細江