こんにちは。
スタッフブログ初参加の名古屋東展示場の河合です。
3月末に見学会を開催させていただいた
I様邸のご近所で見つけた『春』です♪
桜もほぼ満開となり、車で色々なところに出かけるのが
楽しい季節になりましたが
今週末の嵐で散ってしまいそうなのが残念です(/_<。)
桜といえば、フローリングにも使われている木ですよね♪
そこで今回は木の種類【樹種】についてのお話です。
樹種を大きく分けると針葉樹と広葉樹があり
木材の性質は『重さ』『硬さ』『強さ』で表します。
木目も性質も細胞や組織によって決まり
針葉樹の細胞や組織は単純で
配列は整然としているためまっすぐ伸びます。
木目ははっきりしているものが多く
建材としては軽く、軟らかいため運搬しやすく加工もしやすいので
梁や柱などの構造材によく使用されています。
また、明るく淡色の樹種が多いことから
見た目にも軟らかさを感じることができるよう
薄膜、つや消し仕上げが多く採用されることが多いです。
一方、広葉樹は細胞の種類が多く構造が複雑で
細胞ごとの機能も分業・専門化されているため
いろんな形や木目ができます。
重く硬い広葉樹は、強度があり傷がつきにくいので
家具やフローリングに適しています。
個性的な木目も内装材として意匠正が高まる性質です。
重いと言われる広葉樹の中にも
模型飛行機の材料となるパンヤ科のバルサのように
軽い広葉樹もあるそうです。
無垢Story標準仕様の無垢フローリングは
3種類をご用意しています。
いずれも耐久性のある広葉樹ですが、それぞれに特徴があります。
カエデ(メイプル)
波形の美しい縞模様や
鳥の目のような杢が現れることがあり表情が豊か。
重厚で割れにくく
時間とともに飴色になるので経年変化が楽しめます。
ウォルナット(胡桃)
艶があり磨くと美しい光沢が出ます。
重硬で衝撃に強く、強度と粘りがあります。
また狂いが少なく加工性が良いので
高級家具などにも使用されています。
ナラ
心材は淡褐色、辺材は灰白色で年輪がはっきりしています。
緻密で光沢があり、加工性が良いので
建具、家具などにも使われています。
どの樹種が良いのかは人それぞれですので
モデルハウスや完成見学会などで
体感されることをオススメします。
建材も人も適材適所で使いたいものですね(*^o^*)
名古屋東展示場・河合(営業)