こんにちは、本社工場の向野です。
今回は木の目についてお話します。
木材の板は年輪が縦線に見えるよう
丸太から製材されます。
この縦線が細かい方が、同じ品種の木でも
固く締まった材料となります。
赤身の部分に多い材料です。
逆に縦線が広がっている方がやわらかく
乾燥による収縮が大きくなります。
上の写真は2枚とも杉材です。
製材する箇所によってこんなにも目が違ってきます。
一枚の材料の中で極端に幅が違うと
収縮の幅の違いによって
とんでもなく反ってしまったりするので
製材する際、この木の目を見ることが重要となります。
また細かい方が少し冷たい感触があります。
木の目は見た目だけでなく、触り心地にも関係してくるので
無垢材をふんだんに使った家をご希望の方は
覚えておくと参考になると思います。
展示場や建築中の現場では様々な材種を使用していますので
実際に触れて、感触を確かめることが出来ます。
使用する材質に迷ったら、ぜひお試しくださいね。
本社・向野