ブログ/木の目のお話

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木の目のお話

[ Category: 家づくり ]

こんにちは、本社工場の向野です。

今回は木の目についてお話します。


 

木材の板は年輪が縦線に見えるよう
丸太から製材されます。
 

この縦線が細かい方が、同じ品種の木でも
固く締まった材料となります。
赤身の部分に多い材料です。


121106-1.jpg
 

逆に縦線が広がっている方がやわらかく
乾燥による収縮が大きくなります。


121106-2.jpg
 

上の写真は2枚とも杉材です。
製材する箇所によってこんなにも目が違ってきます。


一枚の材料の中で極端に幅が違うと
収縮の幅の違いによって
とんでもなく反ってしまったりするので
製材する際、この木の目を見ることが重要となります。
 

また細かい方が少し冷たい感触があります。
 

木の目は見た目だけでなく、触り心地にも関係してくるので

無垢材をふんだんに使った家をご希望の方は

覚えておくと参考になると思います。

 

展示場や建築中の現場では様々な材種を使用していますので
実際に触れて、感触を確かめることが出来ます。
 

使用する材質に迷ったら、ぜひお試しくださいね。


本社・向野

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