こんにちは、本社の池戸です。
1ヶ月ほど前、本社工場ショウルームの
改装工事中の話題が出ましたが
その中に《キッズコーナー》ができました。
《ミニ迷路》
《滑り台》
もちろん無垢ストーリー製、手作りの1点モノです!
本社に見学に来ていただいた際の
お子様の遊び場となります。
今後も遊び道具を追加していきますのでお楽しみに!
今回は手で削る際の道具
鉋(かんな)についてのお話です。
鉋と一口に言っても種類も形もさまざまです。
鉋の本体は鉋台と言い、樫材が使用されています。
普段皆さんが目にされる鉋は平鉋と言います。
小さい物は豆鉋と言い、その中でも最も小さい物は
刃が6ミリ程のミニ豆鉋があります。
長いものは長台と言い
長くまっすぐに削る時に使用します。
写真の一番長いものは90センチもあります!
私の持っている物だけでも30種類以上ありますが
職種、用途によって様々な物があり
どれくらいの種類があるのか良く分からないのが現状です。
鉋は微調整がとても難しく
鉋台、刃が全て整ったときに綺麗な仕上がりとなります。
今では刃先を替える替え刃の鉋が出てきていますが
それでも鉋台の調整は重要です。
鉋と言えば大工道具。
鉋を使って木を薄く削るのは職人さんの腕の見せ所ですが
今では仕上げを機械で行うことが多くなってきていて
こういった職人さんの姿を見ることが
少なくなってきているのがとても残念です。
手道具を使う精密で高度な日本の伝統的木工技術は
いつまでも継承され続けていってほしいものです。
本社・池戸(Be-Wood)