こんにちは、設計の足立です。
みなさん、ゴールデンウィークはどのように過ごされましたか？
今回はシックハウスに関するお話です。
近年、建築材料や家具・日用品から発散する
化学物質による室内空気の汚染等が原因と見られる
めまい・吐き気・頭痛等、居住者への健康に
有害な影響が数多く報告されています。
「シックハウス症候群」や「シックビルディング症候群」と呼ばれていて
耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか？
この問題を重く見た政府は
シックハウスの原因となる化学物質の室内濃度を下げるため
平成15年に、建築物に使用する建築材料及び
換気設備に関する規制を行うようになりました。
無垢ストーリーでは、ホルムアルデヒドを発散する建材は使用していませんが
使用していない場合でも、原則としてすべての建築物に
機械換気設備の設置が義務付けられていますので
「24時間換気対応」の換気扇を設置しています。
（雑貨や輸入家具等にホルムアルデヒドを発散する
物質が使用されている可能性がある為
すべての建築物に、換気設備の設置が義務付けられています）
換気は機械的に行い、給気は自然給気を行っていますので
居室ごとに自然給気用の設備を設置していました。
外から見ると換気用のフードがあちらこちらに付くので
意匠的に「どうなの？」となったり
エアコンを設置しようとした場所とかぶったり…
と、設計段階から頭を悩ます厄介な設備です。
そんな悩みを解決すべく、最近では
自然給気機能が付いたサッシを使用することも多くなりました。
このサッシを使用すれば
・見た目が気にならない
・設置場所に困らない
・コストが安い
などの利点があります。
こちらが給気付サッシです↓
《外観》
《外観アップ》
《内観アップ》
デザイン的にもすっきりとしていますね。
こちらのサッシは、防火設備戸の認定の関係で
残念ながら、準防火地域では使用することはできません。
防火指定がない地域では岐阜・愛知問わず設置可能となっていますので
この商品を採用されたい方は、一度ご相談下さいませ。
岐阜事業所・足立（設計）
