こんにちは、みずほ展示場の林です。
ようやく我が家も完成に近づきました。
工事に携わってくださいました皆様、本当にありがとうございます!
完成するとローンの支払いも始まります。
倍返し、いや10倍返しで一気に完済したいところです(^^;
さて、以前のエントリで書斎を楽器練習室にするために
防音仕様にしようという計画をご紹介しておりましたが
今回はその続きです。
防音建材はダイケン工業さんの建築音響製品を使用しています。
なんとダイケンさんでは、間取り図から推奨防音設備を提案してくれます!
我が家の防音仕様提案書です。
部屋の下地の仕様や防音建材、吸音建材の指定までしていただけます。
我が家の書斎は3帖。書斎としては贅沢ですが
楽器練習室としてみると反響がひどく
フラッタリングエコーやブーミングが発生してしまうため
一面に吸音層を設けて反響音を消すと良いそうです。
防音計算と一緒に残響音計算まで
シミュレーションしてもらえますよ!
↑ クリックで拡大
防音建材とセットでもらった見積もりは
このままの仕様で製作するとざっと100万………
予算オーバーにもほどがありますΣ( ̄Д ̄)
そこで壁の吸音部材と防音ドア以外は
建材をうまく組み合わせて防音仕様にすることにしました。
天井と吸音層にダイケン製品を使用しながら
三方の壁を既存の建材と防音建材を組み合わせて
防音仕様にしていきます。
防音層は二重貼りのプラスターボードに吸音シートを入れ
アウター部分にカルムーンシートという鉛製制震シートを入れます。
さらに内壁に吸音層となるロックウールを全ての壁に施工します。
これによって様々な周波数帯の音を抑えることができます。
吸音層は一端制震シート+プラスターボード+吸音シートの内側に
グリッドタイプの有孔ボードをいれます。
防音層で反射した音を吸い込んで吸音していく形になります。
こちらが仕上がった書斎(防音室)です。
また、換気扇も重要です。
換気扇からの音漏れの無いよう、防音換気設備が必要となります。
防音精度を高めていくと、気密がたかまり息苦しくなります。
運転音が静かで吸気と排気を同時に行ってくれる
三菱製のロスナイを使用いたしました。
今回、色々と新しいことを試させて頂きましたが
本当に良い経験となりました。
新築の際に防音設備や自宅スタジオ楽器演奏部屋をお考えの方は
是非わたくし林まで、お気軽にご相談くださいませ。
お待ちしております!
岐阜みずほ展示場・林(営業)