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山から家具ができるまで

山から家具ができるまで(4)中原地区久野川の山で木の伐採へ

5月30日、三回目の授業は中原地区、久野川の山へ。

家具を作るための木の伐採を行いました。

 

 

 

いざ、久野川の山へ出発!

バスに乗り込む子供たち。とっても楽しそうです^^

 

 

 

ヘルメットをかぶり、準備万端。少しだけ森の中を歩きます。

天気にも恵まれ少し汗ばむ陽気でしたが、森の中は初夏の爽やかな風が吹きます。

木漏れ日が気持ち良いです^^

 

 

 

伐採の現場に到着し、まずは今回伐採にご協力いただける、

地元の山を守りながら林業を営む熊﨑さんと進藤さんから子どもたちへご挨拶。

今回の伐採の方法などを説明しました。

 

 

 

 

 

いよいよ木の伐採です。樹齢約50年、高さ25メートルほどの杉の大木。

この木が子どもたちの手でつくる家具になります。

チェーンソーの大きな音と迫力に子どもたちも真剣な眼差しで見守ります。

木が倒れた瞬間山中に響くような振動と音に思わず歓声が上がりました。

 

 

また、あらかじめ伐っておいたもう一本の杉の木を運びやすくするため、

重機を使って410㎝に造材するところも見せてくれました。

造材された木はこの後本社工場へ運ばれます。

 

 

 

 

熊崎さんと進藤さんは、今の森林の現状や、

人の手で植えられた森は、間伐や枝打ちなどをし、日の光を入れるようにしなければ

木はうまく成長しない、手入れをしなければ山は良くならない。と伝え、

手づくりの図で、木の成長の仕組みを教えてくださいました。

「今ここに生きている木はみんなのひいおじいちゃんおばあちゃん、さらにもっと前のおじいちゃんおばあちゃんが

植えた木なんだよ」という言葉がとても分かりやすく、

過去と現在のつながり、ずっと昔から人に守られてきた山なんだなと実感する時間でした。

 

 

 

 

自分たちが使う木に触れてみたり、年輪を数えてみたり、お父さんやお母さんとどっちが年上かな?^^

 

 

乗ってみたり^^

自然の中で子どもたちはそれぞれに自由に感じ学びます。

 

 

伐ったすぐの木の皮の中は、触ると手が濡れるほど水分を含んでいました。

 

 

最後に、子どもたちが今日の感想を話してくれました。

この木を大切に使って、家具づくり頑張ろうね!^^

 

 

優しい笑顔の熊﨑さんと進藤さん。

ご協力本当にありがとうございました!