【動画】舐めても大丈夫な塗料をご存じですか?自然塗料リボスオイル
[ Category: 素材の話 ]
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動画の文字起こし
山喜建設の専務の布目です。塗装担当の細江です。
舐めても安心!リボス塗料
布目 今日は 無垢ストーリーの本社工場の塗装室におじゃましています。
今日は無垢ストーリーで使用しているリボス塗料についてお話をさせていただきます。
皆さんは塗料っていうと、シンナー臭いだとか有害なものでできているっていうイメージをお持ちではないでしょうか。
無垢ストーリーで使用している塗料はドイツで生まれたリボス塗料を使っています。なんと赤ちゃんが舐めても安全な塗料なんです。
細江 これがリボス塗料です。
布目 なんかオレンジの匂いというか、爽やかな匂いがしますね。実際舐めてみたいと思います。
こんな感じで・・・(二人が指につけて舐めています)どう?
細江 美味しいです。
布目 サラダオイルって感じがするよね。本当に舐めても安全っていうか、そんな感じがしますよね。これがリボス塗料の原料である亜麻仁オイルです。亜麻仁オイルはアレルギーの方にも安全な塗料として利用されてまして、サラダのドレッシングなど食用のオイルとしても利用されているものです。
細江 昨日夜サラダ食べました。
布目 あっ食べた? まさに亜麻仁オイルのドレッシングだったんだよね。
リボスはですね、安全性に加えこの無垢の木に深く浸透して木の内側から木を保護するという働きがあるんです。
一般的な塗料とは
布目 一般的な塗料というのは、この木に塗膜を張って木を保護するという働きをするのです。
イメージとしては、サランラップで包み込んだようなイメージになります。
細江 こんな感じでしょうかね。(木にサランラップを張って見せる)
布目 そうですね、こんな感じで包み込んじゃうので息ができないようなね、ちょっと息苦しいイメージがあるんですけど、無垢の木をこういった塗膜で包み込んでしまうと、せっかく木の持つ木のいい香りとか木の持つ湿気を吸ったり吐いたりする調湿性が失われてしまうんです。
無垢の木の調湿性を妨げないリボス塗料
布目 無垢の木は この調湿性によって余分な室内の湿気を吸ったり、また乾燥してきたら蓄えた湿気を吐き出したり、自然の加湿器のような働きをしてくれるんですね。リボスはこの調湿性を失うことなく、湿気を吸ったり吐いたり、そういった機能がそのまま生かされるというのがこのリボスの大きな特徴になります。なのでリボスを塗ったこの無垢の木、これをフローリングで使ったりすると、調湿性があるので足の裏が夏でもベタつくことなくサラサラで本当に気持ちいい、とっても居心地のいいフローリングになるんです。
【実験】更に凄い!水を弾いて表面を保護
布目 ここで実験をちょっとしてみたいと思います。こちらがリボス塗料を塗った板になります。そしてこちらは何も載ってない無塗装の状態の板になります。同じ杉材で最初は一緒なんですね。ではこれに今から水を垂らしてみたいと思います。(それぞれに水を垂らす)
ちょっと拭いてみますね。やっぱり、この無塗装の板の方は、水がしっかりと染み込んだ状態になってしまっています。ではこちらのリボスの方はどうでしょうか。ご覧のようにリボスの塗料は水が染み込んでいません。
このようにリボスは木の内側からこういった水を弾くというか、水の浸透を妨げる働きがあり、その上で湿気は吸ってくれるんですね。ここがやっぱりリボスの最大の特徴で、とても良い点なんですね。
【実験】更に凄い!無垢材に傷がついてもなおる
布目 では、これから更に驚きの実験をしてみたいと思います。今からこのリポスで仕上げたフローリングに傷をつけます。そして、リボス塗料の調湿性を活かしてその凹みを直してみたいと思います。
ではハンマーでリボスで仕上げたフローリングに傷をつけたいと思います。いきますよ~(ハンマーで傷をつける)
これ分かりますかねぇ。ここがちょっと凹んだ所です。そこにウエスを乗せてそこに水を垂らしていきます。(水を垂らす)
はい、そんな感じですけど、このアイロンを使って強制的に蒸気を木の中に浸透させます。ジューっと湿気をリボス塗料を塗ったフローリングに浸透させています。
これくらいで・・・ はい、じゃあどうなったでしょうか?(ウエスをはがす)ご覧ください、傷が消えているのわかりますか? ちょうど確かここら辺にあったと思うんですけど、全くわからないです。
ご覧になったようにですね、こんなに簡単に傷がなおってしまうんですね。これ、なぜこんな効果があるかというと、リボス塗料は先ほど申し上げたように、湿気の吸収を妨げないんです。調湿機能で吸った時にですね、木っていうのは膨張するんです。その働きを利用して、今この木材の凹みを直したんですね。塗膜を張る塗料ですと、こういうわけにはいかないんです。やはりリボスのこの調湿性があるおかげで、この傷がなおるのです。
無垢材の機能を妨げない優秀なリボス塗料
布目 今回はこういった強制的に直す実験をしましたけど、普段生活していてお子様がおもちゃで傷をつけたり、ペットのワンちゃんが爪でカリカリしても、普段はそのままにしておいて大丈夫です。生活の中で室内に溜まった湿気を無垢のフローリングが吸ってくれます。その時に無垢の木が膨張します。それによって知らないうちにお子様がつけたおもちゃの傷やペットの傷などが勝手になおってしまいます。それが無垢材のすごいところですね。
細江 無垢材の働きってすごいですね。
布目 そう!本当にすごいんです。だからそんな無垢材の機能を妨げない塗料を使うことで無垢材の良さを引き出すのです。そのために我々はリボス塗料を使っているということなんです。 山喜建設(無垢ストーリー)のリボス塗料を使っている理由を分かっていただけたでしょうか。ぜひ皆様、無垢のフローリングや木材を使う時には、「リボス塗料」と覚えていただけたらと思います。それでは最後までご視聴いただきありがとうございました。